【d!】嘘はつかないで…【無能パロ】

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A視点

ふと意識が上昇する

目を開けると見慣れた真っ白な天井があった

起き上がろうとしたらお腹辺りに重みを感じなんだなんだと見てみるとそこにはチーノがいた

『なんでチーノが…？』

と呟いた瞬間カーテンの奥からすごい物音が聞こえた

びっくりしたが万が一のために構える

勢いよくカーテンが空いたと思うとそこに居たのはペ神だった

sn「お…起きた…？」

『え、うん。おはよう』

sn「よ、良かったぁぁぁ」

『えっちょ…!?』

安心したのかペ神は床に座り込んでしまった

話し声が聞こえたのかチーノも起きた

ci「ふぁ〜おは…え!!??A起きた!?うそ！」

『え、うん…おはようチーノ』

ci「良かったぁ〜」

ついには涙を流し始めるチーノ

え、ほんとに何なんだ

sn「Aちゃん、何が起こったか覚えてる？」

『確か…書類もらって…あ!?書類終わってない!?』

急いで立ち上がり書類しに行こうとするよペ神に腕を掴まれた

『ちょ、ペ神！書類終わってないんだ!!』

sn「病人は寝てろ！それに書類なら持ち主に返したから！大丈夫だよ…。さ、続き話して」

『あ、ありがとう…えっと…その後部屋に戻ったらオスマンさんがいて…お話して…』


os「無能なんてこの軍に居らんかったら良かったのに」

蘇るあの夜の出来事

そうだ僕オスマンさんに毒盛られて…

あの言葉を思い出してキュッと心臓辺りが痛くなる

sn「思い出した…？」

『…あぁ』

sn「何があったか教えてくれる？」

『…分かった』

それからペ神ててチーノにあの夜のことを全て話した

ci「…ちょっと俺オスマンさんの所行ってきてもいい？」

『ちょ、チーノ！ダメだって…余計ややこしい事になるよ』

ci「でも…！仲間がそんなことされて黙ってされないって…！」

『でも…それでチーノが僕と同じ目に会う羽目になったら元も子もないよ…大丈夫』

嘘だ…実際はかなりショックだ…同じ時間を過ごしてきた仲間…もう仲間という認識はないが、彼らに毒を盛られたなら誰だってショックを受ける

最後に聞いたあの言葉聞き間違いだったらと願うが…そんなことは無いのだろう

sn「それでねA…大人しく聞いてね」

『…わ、分かった。』

sn「A、右目つぶってみて」

『…？分かった』

なんで右目なんだ…？メガネかけてるから？いや、関連性が見えない

ペ神に言われた通り右目をつぶる

『…え、？』

視界は真っ黒だった

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