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story38. ページ38




一人で帰路につく。
さとみくんには家の人を呼ぼうか?と言われたけど、あの一件以来お兄ちゃんとは少しだけ距離をおいているので遠慮しておいた。

距離をおいている、といっても普通に会話もするし一緒に料理もする。
今朝だって、朝早く家を出る私をお兄ちゃんは見送ってくれた。

『迷惑かけらんないよ…、』


??「…A…?」


ふと顔を上げると、汗だくになったお兄ちゃんが立っていた。手にはペットボトルのお茶が握られている。


ななもり「よ、よかった…。遅かったから、倒れてるんじゃないかって…」


『あー。委員会で遅くなっちゃって、ごめん。連絡しとけばよかったね』


ななもり「無事ならなんでもいいよ。」


ゆっくり歩いてきて、お茶を差し出してくる。


ななもり「顔色悪いよ?水分とってないんじゃない?」

『あはは、ありがと。水筒持っていくの忘れちゃって…。助かった』


笑ってみせる。
お兄ちゃんは少し困ったような顔をして、「なんかあったらすぐ連絡していいんだからね。」と言っていた。


二人で並んで歩く。たまに手が触れる。


しばらくすると、おばさんとすれ違った。
「あら、素敵なカップルね。お幸せに」


私が思わず否定しようと口を開くと、お兄ちゃんは「ありがとうございます」と言う。



なぜ…?

私が少し不満に思っているのを感じ取ったのか、「ごめん、説明するのめんどかったから。こういうところが嫌なんだよね。ごめんね」

と、困ったように言った。

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作品ジャンル:恋愛
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まき - 更新お疲れ様です!青くん…そして桃くんはそんな幸せなことを青くんに…🤦🏻‍♀️ 推しを愛でる日々ですよね( (2023年1月11日 22時) (レス) @page50 id: 1ffb1529af (このIDを非表示/違反報告)
ぽむさま。(プロフ) - まきさん» この黄くんは桃くんに冷たいですね笑🫣 それは大変ですね、推しを愛でましょうか笑 (2023年1月10日 17時) (レス) id: e3d1979fd3 (このIDを非表示/違反報告)
まき - 更新お疲れ様です!黄くんの「顔と声だけはいい」発言で思わず(笑)これからどうなるのか…! 周りに好きになれる人がいないんですけどね(笑) (2023年1月9日 22時) (レス) @page49 id: a38ae76ee4 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむさま。(プロフ) - まきさん» まきさん流石です…!ぶっ飛ばしましょう!!恋って良いですよね(?) (2023年1月9日 15時) (レス) id: e3d1979fd3 (このIDを非表示/違反報告)
まき - 更新お疲れ様です!気に入らないって言った女子飛ばしてきますね(こら こういう風に恋ができて羨まですよね… (2023年1月8日 23時) (レス) @page48 id: e9c3f819a9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴゃぬさま | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年11月30日 23時

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