story32. ページ32
◇
『前言ってたって…？』
さとみ「おい、言うなってあれほど…」
明らかにさとみくんは動揺している。少しだけ顔を赤くして言葉をつまらせていた。
ころん「そうだっけ？」
さとみくんの様子とは反対に、ころん先輩はニヤニヤしながら続ける。
弱みを握っている今の現状が楽しくて仕方ないのだろう。
ころん「あんね。さとみが前、君のことをめっちゃ褒めてたんよ」
さとみ「おいそれ以上言うなよ、言ったらお前の成績が」
ころん「成績は良いし、可愛いし、優しいし、俺だけ見てくれてるし、死ぬほどタイプだって。
もうちょっと進展すればなぁ、とも言ってたかも」
『え』
一瞬ときが止まった。心臓がきゅっとして胸が痛い。周りの空気は冷たく感じるのに、顔のあたりだけはみるみる熱くなっていく。
確かに好かれているのは分かっていたけど、こうやって言葉にして聞かされるのは慣れない。
さとみくんの顔は見れなかった。
しばらく沈黙が続く。
ころん「いや…何この空気、気まずすぎるんだけど。」
ころん先輩は、大きくため息をつきながら扉の前までゆっくりと歩き出す。
ドアに手を掛けてから振り返って、無駄にいい顔をして「楽しんで」とだけ言い残して去っていった。
すると、それまでなにも言わなかったさとみくんがドアの鍵を閉めた。
しんと静まり返る教室。
『…さとみくん…？』
◇
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まき - 更新お疲れ様です！青くん…そして桃くんはそんな幸せなことを青くんに…🤦🏻♀️ 推しを愛でる日々ですよね（ (2023年1月11日 22時) (
レス) @page50 id: 1ffb1529af (このIDを非表示/違反報告)
ぽむさま。(プロフ) - まきさん» この黄くんは桃くんに冷たいですね笑🫣 それは大変ですね、推しを愛でましょうか笑 (2023年1月10日 17時) (レス) id: e3d1979fd3 (このIDを非表示/違反報告)
まき - 更新お疲れ様です！黄くんの「顔と声だけはいい」発言で思わず（笑）これからどうなるのか…！ 周りに好きになれる人がいないんですけどね（笑） (2023年1月9日 22時) (レス) @page49 id: a38ae76ee4 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむさま。(プロフ) - まきさん» まきさん流石です…！ぶっ飛ばしましょう！！恋って良いですよね（？） (2023年1月9日 15時) (レス) id: e3d1979fd3 (このIDを非表示/違反報告)
まき - 更新お疲れ様です！気に入らないって言った女子飛ばしてきますね（こら こういう風に恋ができて羨まですよね… (2023年1月8日 23時) (レス) @page48 id: e9c3f819a9 (このIDを非表示/違反報告)
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