story11. ページ11
◇
さとみ「A?ちょい来て。」
『…はーい』
広げていた課題をしまって、さとみ先生に駆け寄る。
あれから先生は何も変わっていない。
もう、こっちばっか気にしてるのが馬鹿みたい
さとみ「この紙、佐々木先生に持って行ってくんない?」
雑用ばっかだし。
『え?』
さとみ「わりぃ…ちょっと苦手でさ。お前にしか頼めねぇんだわ」
『……』
両手を合わせる仕草に、唇の両端を釣り上げる。プリントを受け取ると、先生も「ありがとな」と微笑んだ。
・・・・・・・・・・
図書室の前まで来ると扉を軽く叩く。司書室もあるのだが、佐々木先生はここで本を読んでいることが多い。
少し気の強い女の先生だ。
『…すいません。佐々木先生いらっしゃいますか?』
佐々木「ん?はい。どうぞ」
扉の向こうからくぐもった声が聞こえた。
『失礼します』
ひょこっと顔を覗かせると、眼鏡の奥から鋭い視線を飛ばされている。その視線に物怖じしつつも、プリントを差し出す。
『さと……桃原先生からです』
佐々木「どうしてあなたが持ってきたの?」
『あの…忙しそうだったので……』
佐々木「こういうものは、直接話をしないと分からないことも多いの。あなたが持ってきても、桃原先生にもう一度聞きに行かなければいけないんだから。」
そこで一度言葉を切る先生。
気が小さい私は、すでに限界を迎えそうだったが、なんとか耐え抜いた。
佐々木「二度手間じゃない?次からは、あなたは手出しをしないこと。分かったなら早く行ってちょうだい」
『すみませんでした…』
最近、怒られすぎじゃない?とか不満に思いつつ扉を乱暴に閉める。「Aさんっ!!」と怒鳴られたが、無視して歩き出した。
◇
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まき - 更新お疲れ様です!青くん…そして桃くんはそんな幸せなことを青くんに…🤦🏻♀️ 推しを愛でる日々ですよね( (2023年1月11日 22時) (レス) @page50 id: 1ffb1529af (このIDを非表示/違反報告)
ぽむさま。(プロフ) - まきさん» この黄くんは桃くんに冷たいですね笑🫣 それは大変ですね、推しを愛でましょうか笑 (2023年1月10日 17時) (レス) id: e3d1979fd3 (このIDを非表示/違反報告)
まき - 更新お疲れ様です!黄くんの「顔と声だけはいい」発言で思わず(笑)これからどうなるのか…! 周りに好きになれる人がいないんですけどね(笑) (2023年1月9日 22時) (レス) @page49 id: a38ae76ee4 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむさま。(プロフ) - まきさん» まきさん流石です…!ぶっ飛ばしましょう!!恋って良いですよね(?) (2023年1月9日 15時) (レス) id: e3d1979fd3 (このIDを非表示/違反報告)
まき - 更新お疲れ様です!気に入らないって言った女子飛ばしてきますね(こら こういう風に恋ができて羨まですよね… (2023年1月8日 23時) (レス) @page48 id: e9c3f819a9 (このIDを非表示/違反報告)
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