ねぇ、愛して 【stpr】

僕に任せて!!　【ころんくん】 ページ7

Aside


私の幼馴染は、頼りになる人だった。


ころん「僕に任せて!!」


ずっとずっと前から。
私が困っていると、すぐに助けてくれる。
少し泣き虫なヒーロー。

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閉じ込められてから、、、
何日経ったんだろう…


ころん「ねぇ、A。」

『…な、なに、、』

ころん「もう、一人じゃだめだね。」


いつものように、にこりと君は微笑んで見せる。その笑顔に恐怖を抱いたのは、これで何回目だろう、、、


『…ころんくん、、なんで…』

ころん「…え、なんで、、って…」



ころん「好きだから…だよ?」


もう自分ではどうすることもできない両腕を、ころんくんが持ち上げる。
私の腕を眺めるその顔は、無邪気な子供そのものだった。



どこも痛くない。もう何も感じなかった。


ころん「…ねぇ、ねぇ。、、A。」

『…なに。』


大好きだったころんくんも変わってしまって、でも不思議なことに悲しみは浮かばない。


ころん「困って、、ない?」


やっと、解放されるんだ。



『…困ってるかもね。』


…私がふざけたように笑うところんくんは泣きだしてしまった。


ああ、もう。泣かないでよ。


ころん「…僕に、、任せてっ、、」





『…うん。ありがとう、、、、』





『…お願いね……。』


好きなんだから。



私は、ころんくんとこの不自由になった体で生きていく自信はなかった


狂っているとは思うけど、、、


こんなにも美しい愛はないのだからね。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ねぇねぇ。知ってる?」


「ん?なーに?」


「そこの娘さん、亡くなったらしいわよ、、」


「まぁ、、!?どうして、、!?」


「…彼氏さんにね…」


「あら……物騒ねぇ、、可哀想に、、」


「彼氏さんも後追いしたみたいだし、、、」


「あら……」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ころんside


知ってる?
天国に行くと、罪が浄化されてるらしいよ。

僕が、Aを殴ったのもね。
Aが悪かったんだから、しゃーない。




どこに行ったって、、逃げられないよ?

神の舌ですから。　【さところ】→←ずーっと一緒にいようね。　【ジェルくん】

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