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やっと1日が終わった、、、
莉犬くんは、俯いてしまっている。


『さぁ…帰ろう。』


教室にはもうふたりだけ。1人で呟いて立ち上がった。

そのとき、莉犬くんも立ち上がった。


莉犬「……ねぇ、」

『…あ、……なに…?』


もう誰もいないんだから、大丈夫だよね…


莉犬「…無視…しないでよ。」

『っ……』

莉犬「……やだ…また…」


小さく発せられた声はとても弱々しい。


莉犬「…俺…次Aちゃんに無視されたら死ぬから。」

『…え、、それって…』


莉犬くんは、カッターを取り出して自分の腕に押し当てる。
スーッと線を引くようにカッターを滑らせると、にこりと微笑んだ。
血の気が引いていくのがわかる。これほどまでに狂気的な笑みを見たことはなかった。


莉犬「…無視、しないでね。」


不思議と涙が溢れてきていた。私はこれからたくさんの嫌がらせを受けるだろう。


『…うん……。』


莉犬「…じゃあ、Aちゃんにも。約束の証ね。」


徐々に近づいてくる莉犬くんの手元には、カッター。


『や…やだっ……』

莉犬「…これしか…ないんだよ…。」


私の首筋目掛けて突き出されるカッターの刃。



…私は意識を手放した。



・・・・・・・・・・・
解説、、?(いるかな…?)

莉犬くんは、死にたいと思っていました。
誰からも話しかけられず、孤独な日々。その中で唯一話しかけてくれたのがAちゃんです。

そのAちゃんにも、突然無視され再び心に傷を負いました。
ですが、そのAちゃんも嫌がらせを受けていたことを知り、“二人で幸せになろう”と考えます。

そこでAちゃんと無理やり交し約束。
【無視したら死ぬ。】
その証と名して、Aちゃんを○しました。

死んでしまったAちゃん、莉犬くんの言葉に応答出来ないため、莉犬くんも死ぬ。
二人は天国で幸せに暮らす事ができる。



“(天国で)二人で幸せになろう。”という意味だったのです。(???)

××××の花が咲いたよ。 【ななもり。】→←無視はやめてよ。【莉犬くん】



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かふぇ - これもどたいぷです、 (2023年1月7日 2時) (レス) @page29 id: 4a60a6478f (このIDを非表示/違反報告)
ぺぺろんちーの - さいこ-でした (2022年8月10日 23時) (レス) @page5 id: 74bab87ee4 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむさま。(プロフ) - ぴろぴろさん» なんか占ツク開くの忘れちゃうんですよね…復帰しました!!お楽しみいただければ幸いです! (2022年3月20日 0時) (レス) id: 16ba4434e2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴろぴろ(プロフ) - 復帰?ありがとうございます! (2022年3月20日 0時) (レス) id: 05a4c37cfb (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃ @ すとリス - ヤンデレいいですね(( (2021年5月24日 17時) (レス) id: 6d29e416c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴゃぬさま | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年8月28日 1時

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