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せんぱいっ!! 【莉犬くん】 ページ2

私には、かわいい後輩がいる。


莉犬「せんぱいっ!!」


子犬みたいだし、顔もいい、、、
当然、女子からの人気は絶大だ。

『おー、莉犬。』

正直、なんで私が好かれているかはわからない。ほかにもっと可愛い子なんて腐るほどいるのにね。

莉犬「えへへ…また会いましたね。」

『そうだね〜、、、』

莉犬「運命ですかね…!」

『違うと思うな。』


莉犬は、突然私の頭に手を伸ばす。
そのままなぜか髪を撫でられた。


莉犬「せんぱい、髪の毛柔らかいですね…」

『えぇ、そう?嬉しいわ、』

莉犬「んふふ。いい匂いだし。」



莉犬「あれ…俺、変態みたい、、」

『りーぬへんたーい。(棒)』

莉犬「ちょ!!せんぱぁーい!」

やっぱ、莉犬は可愛かった。
女子力がすごいんだなぁ、、

…あれ?

『ねぇ、莉犬、怪我してんの?』

莉犬「え、、してないですよ?なんでですか?」

『いや、、、へんなにおい…』


私が特別鼻がいいとか、そんな事はない。
平均か、それ以下だ。


『まぁ…気のせいだよね、、気にしないで。』

莉犬「あは、、やっと気づいてくれた。」

『…ん?』

莉犬「見てくださいよぉ。」


莉犬が袖をまくる。腕には無数の傷があった。


『え、、莉犬…?それって、、、』

莉犬「せんぱいって、全っ然俺のこと好きじゃないですよね〜、、」


莉犬「先輩は、るぅとくんみたいにあざとい子が好きですから、知ってますよ?」


るぅとくん、とは私の部活の後輩だ。
図星を付かれて反論出来ない。


莉犬「…傷があれば、俺のこと気にしてくれると思ったんですよぉ、、」

『…な、そんなことで…!?』

莉犬「そんな事って、、ひどーい。」

私が逃げ出そうとすると、腕を掴まれる。
あまりの痛さに顔が歪む。
莉犬の言うことは理解できない。
いや、理解したら駄目だ。


莉犬「……あ、、時間…かな。」

『時間って、、、?』


莉犬「俺の事は一生忘れないでくださいね!!」


莉犬はそう言うと、「見ててください!!」と笑って駆け出した。
踏切のなかに飛び込む。

『ちょっと!莉犬!!危ない!!』


莉犬「A先輩!!俺、生まれ変わったらるぅとくんみたいになります!!」


『だめっ!!はやく!!出て…!!!』


莉犬「…ずーっと、大好きですよ!!」


『おねがいっ______!!』


・・・・・・・・・・・
あのとき、あの瞬間を見てしまった私は精神的に病んでしまっていた。


るぅと「先輩、大丈夫ですよ。」








るぅと「…んふ、莉犬ってばか。」

僕以外いらなーい。 【るぅとくん】→←悪いのは君だよ。 【さとみくん】



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かふぇ - これもどたいぷです、 (2023年1月7日 2時) (レス) @page29 id: 4a60a6478f (このIDを非表示/違反報告)
ぺぺろんちーの - さいこ-でした (2022年8月10日 23時) (レス) @page5 id: 74bab87ee4 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむさま。(プロフ) - ぴろぴろさん» なんか占ツク開くの忘れちゃうんですよね…復帰しました!!お楽しみいただければ幸いです! (2022年3月20日 0時) (レス) id: 16ba4434e2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴろぴろ(プロフ) - 復帰?ありがとうございます! (2022年3月20日 0時) (レス) id: 05a4c37cfb (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃ @ すとリス - ヤンデレいいですね(( (2021年5月24日 17時) (レス) id: 6d29e416c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴゃぬさま | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年8月28日 1時

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