天使が1人 ページ2
私は八宮A。
訳あって、男性が大嫌いである。
ていうか、男性恐怖症である。
そんな私だが、たった今、海へと身を投げたところである。
________________が、いつまで経っても濡れる感触どころか水面に打ち付けられる痛みすら感じない。
不思議に思って落下先を見てみると____
そこにはなんとサニー号の姿が____!?
『いやいやいや!!なんでぇぇぇぇぇぇ!?』
??「ったくルフィのやつ…ちったぁ反省しやがれってんだ。」
??「あらサンジ。ルフィだって悪気があった訳じゃないと思うわよ?」
サ「ロビンちゃん……。だけどよぉロビンちゃん、あいつがぜーんぶ食っちまったから…今日、つーかしばらく飯がねぇんだよ……」
ロ「あら。それは大変ね?ところで…なにか聞こえない?」
サ「だろ?……確かになにか……」
『うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』
ぽす、そんな音があうようなくらいに受け止めてくれた人____ん?男…いや。推しが居た。
サ「っ…とぉ……大丈夫かい、れ…でぃ……っ!!!!」
『____ごめんなさい離してください!!!(大丈夫です、ありがとうございます。)』
ロ「……あら、訳ありってところかしら?」
サ「____て…
…なんっっって素敵なレディなんだ…!」
『……え』
お礼を言いたかっただけなのに、男の人が怖くていえなかった。
反射的に拒絶してしまったと言うのに、この男。
ショックを受けるでもなく、怒るわけでもなく、デレデレとしてきた。
そういえばサンジくんは…
“そういう人”だったわ____
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