# beautiful object

愛おしくて騒がしい ページ16

『おふたりは関口さんをご存知で？』




隼「まぁ、ちょっとしたダンスグループで一緒に踊っててね」




裕太「メンさんばりうまかったんやで」




玲於「え、待った。それってGENERATIONS？」




裕太「なんで知っとるん？」




隼「あ!?玲於って佐野玲於!?」




裕太「あ!?岩さんと同じチームだったあの、クソ生意気なヤツか!!」




玲於『そーそー』





『何だ。佐野さん評判悪かったんですね』




玲於「そんな白い目で見ないでよ。僕のお姫様」







全然ついていけないこの感じ


(玲於についてはスルー)




てか、そんな知られてる人だったのか






亜嵐「偶然ってこんなに重なるものなんだね」




涼太「俺も龍友くんと会ったしね笑」




『人の縁って馬鹿にならないですね』




裕太「あたりまえやんか。だから大事にせぇへんと」




亜嵐「俺たちが出会ったのも何かの縁かもね笑」




玲於「何そのベタなやつ」




隼「亜嵐くんベッタベタ」




裕太「ベタベター」








ベタベタ言いながらイチャコラする4人が今は凄く愛おしく感じる








涼太「愛しんでしょ？笑」




『まぁ、それなりに』





涼太「あれ、素直 笑」




『もちろん片寄さんもね』




涼太「ふふ、ありがと」









.









愛おしく騒がしい4人を見ながら片寄さんと笑いあうこの瞬間が何よりも大切だって気づくのはもう少し先のお話かもしれない

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