先輩と後輩 ページ5
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｢ゲーム勝ったけど、先輩やし奢ったるよ｣
稲田｢別にジュースぐらい大丈夫っすよ、しかも僕男やし｣
｢ええから、先輩ずらさしてくれへん？｣
稲田｢わかりました、じゃあコーヒーで｣
｢なんにしよかなー、カルピスとコーラどっちがええと思う？｣
稲田｢先輩ずらするって言った割には飲みもんお子ちゃまですね笑｣
｢え、カルピス？そっか、カルピスかー、じゃあコーラにしよ｣
稲田｢怖い怖い、一人で喋ってる笑｣
｢淳太くんは、無糖やねん。コーヒー｣
稲田｢へぇ、確かに甘いの嫌いそうですよね｣
｢うん、正反対やねん。ほんまになんもかんも｣
大人で苦いの好きで無糖しか飲まへん淳太くんと
お子ちゃまで甘いの好きでコーヒー飲まれへんうち
いいコンビちゃう？
バランス取れて最高やろ
なんて一人で感傷に浸ってたら、稲ちゃんはもう歩き出していて、数メートル先で
稲田｢Aさん！！はよ！時間やばいかも！｣
｢え！うそ！｣
稲田｢変な嘘、変な嘘！｣
｢ほんまに焦ったやないかい！笑 おばさんなんやから焦らかさんといてやー｣
稲田｢僕より年下なんわかって言ってますよね？｣
｢ふふ、バレた？まだまだピッチピチやから｣
稲田｢Aさん、30超えたら一気に来ますよ｣
｢怖いこと言わんといてや、その顔で｣
稲田｢顔関係あらへん！！！｣
｢ちゃうて、"顔捨てたろかな”やろ｣
稲田｢顔捨てたろかな！｣
｢もう遅い笑｣
そんなことしてたら楽屋の前に着いてて
本番前のブルーなうちを慰める稲ちゃんの計算やったんかなって思うと末恐ろしいしありがたい
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ｶﾞﾁｬ
田中｢遅いねんー！何しててん｣
河井｢おー、A、稲田｣
｢お疲れ様ですー｣
稲田｢ですー｣
｢淳太くん、いつもありがとうございます｣
そう言ってポンっと投げた無糖の苦いコーヒーを驚きながらもスっと受け取ってくれて
どないしてん、こわっ、とか小言言いながらも
小さい声でこちらこそやでって言ってんのが聞こえた
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莉緒(プロフ) - 湯葉さん» 嬉しいです！こちらこそ閲覧ありがとうございます！！！ (2019年9月27日 18時) (
レス) id: 8e5ec9de1b (このIDを非表示/違反報告)
莉緒(プロフ) - 初音さん» 誰落ちか作ること自体を検討中です！ (2019年9月27日 18時) (レス) id: 8e5ec9de1b (このIDを非表示/違反報告)
湯葉(プロフ) - ユニバロケめっちゃ面白かったです！更新ありがとうございます！ (2019年9月27日 11時) (レス) id: 304dcf74c9 (このIDを非表示/違反報告)
初音(プロフ) - これ誰落ちとかってあるんですか？ (2019年9月26日 17時) (レス) id: c985d57397 (このIDを非表示/違反報告)
莉緒(プロフ) - ももみるくさん» うわーー！(/ω＼)ありがとうございます！！！嬉しいです！更新頑張ります！ (2019年8月21日 17時) (レス) id: 8e5ec9de1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉緒 | 作成日時：2019年8月21日 16時
