２話 月斗side ページ4
俺たちは親が決めた結婚相手を断って婚約した
まぁ２人がそれなりの歴史ある家にいる生まれた事が良かったんだろう
「２人がつけているネックレスはペアネックレスか？」
「真由美からの入学祝いだよ」
２人して摩利さんに見せびらかすように、持ち上げる
「はいはい 羨ましいよ
それより月斗、お前本気出してなかっただろ」
「なんのことですか？」
「入学テストだよ」
とぼけて見せるけれど、この人たちには通用しない
俺が嘘をつくのが下手とか上手いとかの話じゃなく
「本気なんて出したら主席になってしまって、色々と大変じゃないですか
家のことだけでも忙しいのに、これ以上は無理ですよ」
「そういうことなら……」
「学園長などに話は通してありますから」
俺は１０歳の時に夜神家 当主の座に着いた
理由は簡単、前当主の死
夜神家にはやっかいな仕事がたくさんまわってくる
そのせいで当主になってからというもの、あまり小学校・中学校にあまり行けなかった
前よりも仕事に慣れ、仕事が早くなったとはいえその状況は今も続いている
主席になれば生徒会に入らなければいけない
「月斗くん？」
「ん？」
「私は講堂に戻るんだけど、貴方はどうする？」
「やること無いから着いていくよ
真由美の働きぶりも見てみたいしね」
顔を赤くしながら真由美は「もう！！」と俺の肩を叩く
それと一緒に聞こえてくるのは摩利さんの溜め息
小学校と中学校と行けてなかった俺にとってこの時間は物凄く楽しいものだ
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忘者(プロフ) - 更新お疲れ様です!!伏見さん今後もいい味出してきそうですね( ´∀｀) (2014年11月12日 23時) (
レス) id: e512e78b03 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - 作品おもしろいです (2014年11月12日 20時) (レス) id: ac74ce8a1a (このIDを非表示/違反報告)
涼輝(プロフ) - ロンさん» 読んでいただいてありがとうございます！真由美可愛いですよね(o･v･)♪ (2014年11月12日 1時) (レス) id: f6c78cc0a9 (このIDを非表示/違反報告)
涼輝(プロフ) - まやさん» ありがとうございます！ (2014年11月12日 1時) (レス) id: f6c78cc0a9 (このIDを非表示/違反報告)
ロン - 涼輝さん» はじめまして読ませていただきましたが面白いです。真由美が可愛い(´▽｀) (2014年11月11日 23時) (レス) id: 38fdf02204 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼輝 | 作成日時：2014年9月18日 17時
