７話 月斗ｓｉｄｅ ページ11
「おい 終わったぞ」
「ん？あぁ起こしてくれてありがとう司波くん」
「いや 別に良いんだが話聞いてなくて平気だったのか？」
「たぶんね」
千葉さんと柴田さんが急かす様にドアの所で俺らの名前を呼んでいる
本当に元気だよね千葉さんって少し元気を貰いたいよ
「あたしE組！みんなは？」
「私もEです」
「俺もだ」
まあ制服に刺繍が無かった時点から分かってはいたけど、別のクラスかぁ
「みんないいなぁ 俺も同じクラスが良かったよ」
「仕方ないさ」
「そうなんだけどねぇ」
俺的には教師がいない方が自由で何でもできていい
これを言ってしまえば、一科生の枠に入ることが出来なかった人達に恨まれそうだけど
まぁ二科生でも優秀な人たちは一科生になるチャンスはある
魔法には失敗が付きもの
今までにだって、かなりの人たちが失敗をして学校を出る羽目になったはずだ
「ねぇこれからＨＲ見に行かない？」
「悪い
妹と待ち合わせをしているんだ」
「妹？」
司波さんの事かな？
「あ、もしかして新入生代表の司波深雪さん？」
「あぁよくわかったな」
「俺、さっき挨拶したよ
俺も司波さんみたいな優しくて静かな妹が欲しかったよ
あ、もしかして双子なの？」
俺の妹はもうダメだよ
あれを女と分類するのは、女全員に失礼だ
「いや違うよ 俺が４月生まれで、妹が３月生まれ
だから同じ学年なんだ」
へ〜珍しいな
っていうより年上の兄弟欲しかったなぁ
もしくは１個下の兄弟
４人兄弟で中学２年生に双子 小学校２年生に女の子１人とかもう面倒みきれません
まぁ使用人たちに結構まかせちゃってるから、他の家庭とかよりは楽してるんだろうけど
そんな事を考えていれば、だんだんと話は進んでいた
「オーラが似ていたんです」
「本当に目が良いんだね」
「目が良い？美月メガネかけてるよ」
あ〜〜やっぱりそうなんだ
そういう人がいるという事は本で見たことあるけど、初めて見た
「そう言う事じゃない
そのメガネ、度が入ってないだろ？それは霊子放射過敏症の為だろ」
〜霊子放射光過敏症〜
霊子、それは魔法などの超心理現象で観測される粒子
その粒子の活動によって生じる魔法師にしか見えない光が彼女には見え過ぎてしまう
しかも常時、特殊レンズで遮断しなければならないほどの症状
それくらい彼女の目が特別だという事
凄いなぁ
「お兄様〜
お待たせいたしました」
声が聞こえた方を見てみれば司波さんが大勢の人を連れて走ってきた
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忘者(プロフ) - 更新お疲れ様です!!伏見さん今後もいい味出してきそうですね( ´∀｀) (2014年11月12日 23時) (
レス) id: e512e78b03 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - 作品おもしろいです (2014年11月12日 20時) (レス) id: ac74ce8a1a (このIDを非表示/違反報告)
涼輝(プロフ) - ロンさん» 読んでいただいてありがとうございます！真由美可愛いですよね(o･v･)♪ (2014年11月12日 1時) (レス) id: f6c78cc0a9 (このIDを非表示/違反報告)
涼輝(プロフ) - まやさん» ありがとうございます！ (2014年11月12日 1時) (レス) id: f6c78cc0a9 (このIDを非表示/違反報告)
ロン - 涼輝さん» はじめまして読ませていただきましたが面白いです。真由美が可愛い(´▽｀) (2014年11月11日 23時) (レス) id: 38fdf02204 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼輝 | 作成日時：2014年9月18日 17時
