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いよいよ私の出番だ。ステージの下でスタッフさんからマイクを受け取って待ってる。
どうしよう。緊張でマイクを持つ手が震えて止まらない。
すると上から声が降ってきた。
こ「大丈夫?緊張してる?」
こ、ころんくん…?どうして…?
A『はい…。震えが止まんなくて…。』
と私が答えたとき、ころんくんが優しく私の頭を撫でてくれた。
こ「大丈夫だよ。Aちゃんならできるよ。だって俺が推したんだよ?二次審査のとき。もちろんさとみくんも。君しかいないと思った。だから、大丈夫。かませるよ。」
そう…だったの?
嬉しい半面なんだか安心した。
そしてふぅっと息をついて気持ちを入れ替える。
A『よし。やるんだ。かますんだ…!ころんくん!ありがとうございます!頑張ってきますね!!!』
こ「…ぉう!!Aちゃんならできるよ!行ってらっしゃい!」
ころんくんが背中を押してくれる。
絶対私がすとろべりーぷりんせすになるんだ!!
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
な「そして最後の子!どうぞ!!」
A『こんにちは!!AAです!』
な「んじゃぁ審査の前に意気込みをよろしくお願いします!」
A『はい!私は私らしく精一杯歌って踊ります!よろしくお願いします!』
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
なんだろう。
この前よりももっと楽しい。
たくさんの人に見てもらってるからかな?
ずっとずっと永遠に!
ステージに、たってたい。
歌ってたい…踊ってたい…!
あっという間に、最後のフレーズ。
ハイ!というコールと同時に最後のポーズを決めた。
A『はぁはぁ…ありがとうございました…!ニコッ』
な「…」
る「ちょっとなーくんボソッ」
な「あっ、Aちゃんありがとうございました〜!!」
な「ではではいよいよ投票です!今放送を見てくれてるリスナーさんの皆さんの投票で1番多かった子がなんと4票分も入れちゃいます!」
さ「いまから20分間です!みんなの投票待ってるよ!」
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ゆー - ヤバい、神作に出会ってしまった、続きが気になって仕方がないww (2019年8月19日 17時) (レス) id: bffbe66a85 (このIDを非表示/違反報告)
hanezu(プロフ) - シラクスさん» ありがとうございます!今書いておりますので少々おまちを! (2019年8月15日 0時) (レス) id: 1d77d272da (このIDを非表示/違反報告)
シラクス - 続きが楽しみでしょうが無い...。 (2019年8月15日 0時) (レス) id: bef48d0aea (このIDを非表示/違反報告)
hanezu(プロフ) - シラクスさん» わわ!そんな風に読んでいただけてとっても嬉しいです!御気遣いもありがとうございます!無理しない程度に頑張りますね! (2019年8月12日 13時) (レス) id: 1d77d272da (このIDを非表示/違反報告)
シラクス - シリアスの時も在ったけど、面白い所も多々在って楽しく見させて頂いてます!!主人公の家が凄く厳しい家だったり、夏休みに入って徐々に痩せ細っていく過程を見ると、本当に無理はしないで欲しいなって思います.....。主さんも無理は禁物ですよ。 (2019年8月12日 11時) (レス) id: bef48d0aea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nanase | 作成日時:2019年6月17日 22時