7人のsupermanたちともう1つの未来 Ⅱ (ページ6)

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今日は夏にしては意外と涼しかったし、今頃7人みんな楽しんでるのかなー、なんて思いながら部屋の扉を開ける。

「あ、おかえり、A」

するとそこには浴衣を着たイケメン基、萩谷慧悟。

いやいやいやいやいや、は？！！

「は、え、慧、ちゃん？！え、なんで？！」

「ハハ、Aってば驚きすぎ(笑)どう？似合ってる？」

「いや、お似合いですけども！！え、なんで？」

「まあまあ、そんなことどうでもいいから。俺だけじゃなくてLove-tuneみんないるぞ」

そう言って私の手を引きながらリビングへと進んでいく。ちょ、ここ一応私の部屋！！

するとそこには浴衣を着た慧ちゃん以外の6人。

「お疲れ様ー、A」

そう声をかけてくるのはさっき山川さんが自慢してきたアイスと同じアイスを食べている顕嵐。
そういうことか！！

「うん、ありがとう？顕嵐、山川さんのこと買収したでしょ」

「まぁまぁ、そんなことは置いておいて。俺と山川さん友達だから。早く汗拭いて美勇人くんに着付けてもらってきなよ。ほら！」

そう言って寝室に押し込まれる。やばい、どんどん顕嵐のペースにのまれてく。

とりあえず言われるがまま、汗を拭き寝室になぜか用意してあった浴衣に袖を通す。

「Aー、とりあえず浴衣羽織ったら教えて。俺が着付けるから」

ドア越しに声をかけられて返事をする。

「みゅーとくん、終わったよ～。お願いしていい？」

「おっけ」

ドアからちょこんと顔だけ出せば入ってくるみゅーとくん。