溢れる愛を君に2【河野純喜】 (ページ39)

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2年後

純「これは？」

愛(まな)「しょ！！！！」

（人1）「じゃあ、この人は？」

笑(しょう)「……しょせ…」

（人1）の帰国から2年後。

俺ら2人だけだったあの家に家族が増えた。

帰国から半年くらいして

（人1）のお腹に赤ちゃんがいることが分かった。

妊娠週の割にお腹が大きいことに異変を感じ

病院に連れていけば双子だということが発覚

俺も（人1）も嬉しさ通り越して驚きが勝って

病院で2人で腰を抜かしたのを今でも忘れない。

愛(まな)「パパ！お豆とお菓子買いに行く！！」

純「おう！

豆のおてて、ちゃんと繋いで行きや？」

5分の差だけれど

先に生まれたのがお姉ちゃんの愛(まな)

生まれた時に「あかん、可愛すぎる」と

俺の開いた口が閉まらなかったのが由来で

「可愛い」という言葉から

"愛"の1文字をとった。

メンバーからは生まれた瞬間から

親バカじゃんと言われたけど

可愛すぎたんだから仕方ない。