偶然出逢った人はアイドルでした2 (ページ35)

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No.84 ページ35

【 you said 】

『んっ........』

目を開けると視界いっぱいに蓮くんの綺麗な顔

ベットサイドの携帯に手を伸ばす
時間は10時

結構寝たなあ、なんて思いながらベットを抜けてトイレに行く

部屋に戻れば蓮くんが起きていて

『あ、ごめんね起こしちゃった？』

目｢ううん大丈夫大丈夫、おはよ｣

そう言って笑う蓮くんにドキッとした
セットしてない目に掛かった前髪がまたかっこよくて

目｢Aちゃんさ、今日ひま？｣

なんて聞かれる
今日は土曜日、休日で学校は無いしバイトもない

『ひまだよ』

目｢じゃあさちょっと出掛けようよ｣

『え？出掛けて大丈夫なの？』

こんな普通に話してるけど蓮くんはジャニーズだし、学内ならまだしも、外で一緒に居るとこ騒がれたりしたら大変なんじゃ、？

私の不安を読み取ったかのように

目｢ふは、ちゃんと変装するしAちゃんには迷惑かけないから大丈夫だよ」

なんて言う

『ほんと？ならいいんだけど、』

お互いベットから出て準備をする