【ONEPIECE】紅色の拳銃使い（男主） (ページ21)

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20,今更ページ21

船に乗り海を目指す。そんな中、俺は今更ながら気付いてしまった。

｢俺、お前らにちゃんと名乗ったっけェ？｣

｢｢｢うわ、今更｣｣｣

何か有耶無耶にしたまま終わってた気がする。流石に船に置いといてもらうのにそりゃあマズいよな。

｢ということで、改めて名乗らせてもらうぜェ。
俺はレーブシェルシェ・A。恐らく戦闘ぐらいしか出来ないんでよろしく。｣

｢ヘェ、ちなみにどうやって戦うんだ？｣

サンジが煙草をふかしながら尋ねる。すると俺が答える前にルフィが話し出した。

とんでもねェ事を

｢さっきジャヤで戦ってた時は拳銃で相手が赤く染ってたぞ！｣

｢あっ、赤く！？撃たれて血まみれだったのか！！！？｣

｢A！お前やべェな！！！｣

｢ルフィイイイイ！！！！！誤解をさァ！！？生むような言い方しなくてもさァ！！？？？？｣

何でそう言ったァ！？何でそこをチョイスしたァ！！？俺ほかにも色々やってたよなァ！？

｢ちゃんとした拳銃も使うが、あまり銃弾も無駄にはできねェだろ！！だから俺が作ったペイント銃で基本的には相手を追い詰めるんだよ！！！｣

｢な、なるほどな…じゃあA追い詰めたあとはどうするんだ？｣

？そんなの…

｢殴るか蹴って地面にめり込ませる｣

｢なあルフィ！！こいつやっぱヤベェぞ！｣

｢あっはっは！！Aってやっぱおもしれぇなァ！｣

チョッパーがルフィにしがみつく。しかしルフィは何が面白いのか大爆笑をしている。
よし、いつかぜってェルフィをぶっ飛ばしてやる。

｢にしても、拳銃使いかァ…俺と似てるな｣

｢ん？ウソップはどうやって戦うんだァ？｣

｢俺はこの船の狙撃手だ！どんな的でも撃ち抜くぜェ｣

そう言うとウソップはパチンコで遠くの樽の上に置いてあった俺の巾着に球を当ててみせた。うわすっげェ。

｢狙撃の腕がありゃ大丈夫だろォ｣

｢ああ？何でだよ｣

｢まあ、俺には狙撃の腕はねェからな｣

｢だけど拳銃使いなんでしょう？それなら狙撃の腕も｣

ロビンが続ける。まあ普通はそうなんだがァ…

｢だから球数でカバーしてる。俺は４丁拳銃使いだからなァ｣

｢４丁拳銃！？｣

｢何かどっかのマリモと響きが似てるな。良かったなウソップ！お前じゃなくてそこの三刀流のマリモくんの立場が無くなりそうだ。｣

｢斬るぞテメェ！！！！｣

まーた、喧嘩が始まったよ。