【ONEPIECE】紅色の拳銃使い（男主） (ページ12)

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:49,632 hit

11,ジョ～ページ12

｢ねえ！なんでこの鳥が必要なの！？｣

ナミがそう俺に尋ねる。あァ、森に入ったら説明しなきゃいけねェんだった。

｢こいつの能力が必要だからだよ｣

｢能力ゥ？｣

｢例えばだゾロ。お前海に出てどっちが南か北かなんて分かるか？｣

｢あー、A。ゾロはダメだ。そいつは極度の方向音痴だ。たとえ陸でも方角なんか分かりゃしねェ｣

｢うるっせェ！！クソコック！｣

｢んだと！？その通りだろうが、この迷子マリモが！！！｣

｢って、なんで喧嘩してんだァ！！！｣

｢あー悪ィ、A。気にしないでくれ｣

ウソップ曰くいつも通りだそう。意味が分からない。
割とガチっぽいぞあの喧嘩……あ、木ィ折れた。

｢そっか！目指すのは島じゃなくて海だから、どっちが南かなんて分からないだわ！｣

｢そーいう事、だからサウスバードが必要なんだ。サウスバードは体内に正確な磁石を持っててそれで自身の位置を知る事が出来る。海に出ようが草木も何も無い荒野に放り出されてもなァ｣

｢じゃあその不思議鳥を捕まえれば良いんだな！A！！｣

｢ルフィ……お前、元気だなァ。あれ捕まえんの結構面倒だぞ？｣

俺、空島行くためにあれ毎回捕まえんのが1番だるかった、蜂に刺されまくって。

｢お前なァ、こういう事は昼間言えよな…だいたい変な鳴き声ってのも曖昧だ！わかんねェよ！｣

いや、マジで変な鳴き声なんだって。ウソップ。
よく耳済ませろ。鳴くから。

『ジョ～』

｢｢うわ、変な鳴き声｣｣

｢これだ……｣

｢正解。じゃあさっさと探しに行こうぜェ｣

夜の森は俺もあんまり好きじゃねェし、まず森って言う時点で好まねェ。嫌なこと思い出す。

｢よし！じゃあ行くか、変な鳥を…ぶっ飛ばすぞーっ！！！｣

｢ルフィ！！？何言ってんだァ！捕獲だぞ！！！｣

その後、3手に別れて探すことになりました。俺はルフィ・チョッパーチームだそうです。嫌な予感しかしない…帰りてェ………。