色付きは取れるとちょっと嬉しい。 ページ9
「組み立てるのは終わったな」
『そうですねぇ…あ、DIOさんからメッセージ来た』
ーーー
DIOわたしにも流しそうめん参加させろ
A日光大丈夫なんですか?
DIOこの前の日焼け止めを使うから問題は無いぞ
A了解です、吉良さんが今そうめん茹でてるのでそっち手伝ってください
DIO仕方がない、このDIOが手伝ってやるとしよう
Aお願いしまーす
ーーー
「DIOはなんて？」
『流しそうめん参加するらしいです』
「今日は暑いからな…ついでにテントも出しておくか」
人外ズの食べる量考慮したら茹でなきゃいけない量ものすごいことになりそうだけどいざとなったら買い足しに行くし無問題。
スーパーが家から近いとこういう時にありがたいよね。
『味変どうしましょうねぇ…ツナは絶対欲しいし……』
「このカーズのおすすめはラー油だ」
「普通のごま油も出しておくか」
ーーー
『…文字通り山のような量のそうめんですね』
「全部流すのは骨が折れそうだな」
あれ、そうめん台の周りで待機してる人数が一人足りない…？
あ、DIOさんか。テントの下にいるもんな。
『DIOさん、もうすぐ始まっちゃいますよ』
「そうめん流すぞ〜」
言ってるそばから………。
……ん？
「…吉良、一向に色付きのそうめんが流れてこないのだが」
「ちゃんと数回流したはずだが…？」
『次元バグりました？』
「……おい、テントの下を見ろ」
ディアボロさんに言われるがままテントの下を見れば、椅子に足組んで座っているDIOさんがドヤ顔でそうめんを啜っていました。
「DIOめ…スタンド使ったな……」
「しかもピンポイントで色付きのやつ狙ってる」
『無駄に器用』
「無駄などではないぞ！このDIOの芸術的なまでの箸捌きの賜m「キラークイーンッ！！」
吉良さんによって爆破され、WRYYY…と呻くDIOさんを横目に流しそうめん再開。
流しそうめんなんて子供の時以来だったけど、また一つ、いい思い出が増えた。
続く
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←DIOさんの部屋から蝉にキレ散らかしてる声が聞こえた。
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虎鞠(プロフ) - 目薬さん» コメントありがとうございます！！前作から読んでいただけているとは…！！！嬉しい限りです！！亀ですが更新頑張ります！ (8月30日 21時) (
レス) id: d0825d4be8 (このIDを非表示/違反報告)
目薬 - 前作から読んでます、おもしろいです！荒木荘の小説探してたので…更新楽しみにしてます！ (8月30日 16時) (レス) @page3 id: 97d79e1a3f (このIDを非表示/違反報告)
虎鞠(プロフ) - 箱さん» わわわ…返信遅くなって申し訳ないです…！！！！コメントありがとうございます…！！！本当亀更新なんですけどそう言っていただけると励みになります…！！ (8月29日 10時) (レス) id: d0825d4be8 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - 素敵な作品ありがとうございます (8月10日 22時) (レス) @page2 id: 4edc0c80af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虎鞠 | 作成日時：2023年7月25日 9時
