2話 ページ3
そんなこんなで話していると応接間だろうか？
とても広い部屋に通された。
鳴「じゃあ僕は上に君達の事を伝えて来るから
ここで待っててね♡
棗くんが起きたらそこのボタンを押してね♡」
そう言って部屋を出て行った。
なんて自由な教師なんだ。
蜜「彩黎！蛍とのアルバム見よう！」
彩『うん。
でもそれ、ほとんど蛍ちゃんのだよね;;』
蜜「当たり前や！
あぁ〜早く蛍に会いたい……。」
しょぼくれる蜜柑ちゃんの横で叔父さんの事を考えていた。
どんな人なんだろう………。
優しい人かな？
それとも冷たい人？
熱血な人？
ひ弱な人？
どんな人でもいいから会ってみたいなぁ………。
蜜「彩黎ー！助けてぇー!!!」
何事かと思い顔を向けると蜜柑ちゃんが襲われていた。
彩『え、どういう状況………⁉
と、取り敢えずボタン………！』
棗「ﾁｯ」
ｶﾞｯｼｬｰﾝｯ
舌打ちと同時に窓から誰かが入ってきた。
何やら話しているけど今がチャンス！
ボタンに走り出した。
？「あれ、彩黎………？」
彩『え、なんで名前………。』
呼ばれた方を向くと見覚えのある人が居た。
彩『誰………？』
あ、もしかして小さい時に会ったのかな……？
あの金髪と紅い目……何処かで……。
彩『…………はっ！
ボタンっ！』
ボタンに一直線に走り押そうとした。
ﾊﾞﾝｯ
鳴「蜜柑ちゃん！彩黎ちゃん！
大丈夫っ⁉」
それが無駄だという様に鳴海先生が来た。
彩『私は大丈夫………。
それよりも蜜柑ちゃんが………;;』
そう、蜜柑ちゃんは下着を脱がされている。
私は鞄からヘッドホンを取り出し装着し更に上から強く
押さえる。
蜜「ひ、ひぎゃぁぁぁぁあーっ!!!!!!」
やっぱり。
ヘッドホン持ってきておいて良かった。
ヘッドホンを取り机に置いた。
彩『蜜柑ちゃん、そんな事より蛍ちゃんに会うのが
目的でしょ？
泣いてたら怒られちゃうよ？』
蜜「そ、そうやった……！
笑顔や笑顔っ！」
彩『うん、可愛いよ(ﾆｺｯ』
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