三十一戦 ページ32
ＮＯ side
jra「大ちゃん連れてきた。早く並んで座るんだよ」
仲良く死んだ顔で並ぶシャオロンとコネシマに顔を引き攣らせる鬱先生
utu「ジュリアちゃんがルインだったんか…この、泥棒猫!!」
jra「浮気してるから振られるんだよ。この前の子も浮気を疑っていたからね」
逆に開き直り始める鬱先生を黙らせたジュリアはトントンから3人の仕事を上回る山を貰い自室に戻った
後ろから聞こえた
tn「早く座るんだよｫ」
utu「ヒィっ」
という会話は聞かなかった事にして
2人の相手をし、鬱先生を追いかけたジュリアは夢の事もあり疲弊しきっていた
普段なら見せない欠伸も気が抜けていた
syp「お疲れ様っす」
jra「おｯ！ッくりした。ショッピか」
syp「珍しいっすね。疲れてるんすか？先輩と殺ったって聞きましたけど」
jra「コラコラ、殺ったはおかしいでしょ。戦ったって言い変えてよ」
syp「勝ったんすか？」
jra「無視か。勝ったよ、ギリギリね」
さり気なく書類を奪って持ってくれる
歩き出せば歩幅を合わせてついてきた
jra「興味無さそうだね。少なくとも、コネちゃんに比べればショッピは仕事しそうだし、私が捕まえに行く事はなさそうだ」
syp「仕事はやりますよ。一緒にしないで貰えます？」
jra「そこには反応するのか。ありがとう、助かったよ」
扉を開けるとビアンが待ち構えて、空の皿をみていた
syp「シロフクロウ…すか」
jra「あぁ。頭がいいから書類を届けて貰ったりするんだよ」
部屋にある冷蔵庫からエサを取り出す
jra「ショッピ、私はいまから書類を片付けるからビアンにエサをやってくれないか？」
興味深そうにビアンと一定の距離を保っていたショッピは一瞬固まった
syp「は？何言うてんすか」
jra「大丈夫、ビアンが食べてくれる。頼んだよ」
syp「あんたも話聞かないな!!」
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