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朝日に誘われるように目を覚ますと心地よい温もりを感じる
私の大好きな匂い
『…海斗？』
「A、おはよ」
『どうしているの？』
「ん〜、Aが泣いてる気がしたから？」
『…海斗、大好き』
「俺は愛してるよ」
2人で涙を流しながら抱き合った
何も言わず、お互いを感じ合う
もしかしたら海斗は、私の覚悟を分かっていたのかもしれない
「あ、そうだ。
Aにプレゼントがあるんだ」
ベッドから出て玄関へと向かうと鉢に植えてある花を持ってきた
『マリーゴールド？』
「俺が家で育ててるやつなんだ。
旅行まで来れないからさ、
これを俺の代わりにしててよ」
『…わかった、ありがとう』
「マリーゴールドの花言葉知ってる？」
「変わらぬ愛」
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作者名：あやんちゅ | 作成日時：2021年2月4日 21時
