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「俺は海人と松倉どっちの味方とか言えないけど松倉なりに頑張るしかないんじゃない？」
「どっちも振られるかもしれないしね笑」と笑うちゃかのおかげで海人に対する罪悪感が少し薄れた
「ちょっと携帯貸して」
不思議に思いながらも携帯を渡すと何かをしてすぐに返される
「は？え、ちょっと、」
返された携帯を見るとAちゃんへ電話をかけている画面だった
「誘うなら今しかなくね？」
ちゃかってそんな肉食だったっけ
俺と同じ草食じゃないの？
そんな事を思っていたら
画面が通話中へと切り替わる
「これ読んで」
ちゃかが自分の携帯を見せてきてそのまま読む
「今度の土曜日、
俺とデートしませんか？」
そのまま時間と場所を決めて電話を切った
「松倉棒読みじゃん笑」
「いやちゃかのせいだから！」
ニヤニヤしているちゃかがまさかついてくる
なんてこの時は思ってもなかった
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作者名：あやんちゅ | 作成日時：2021年2月4日 21時
