7人のsupermanたちともう1つの未来 Ⅰ (ページ33)

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「顕嵐、さっきから私の分のお肉無言で食べてるけど気づいてるからね？」

さっきから無言で私のお皿に乗ってるローストビーフを食べてる顕嵐。
そんな、バレてた？！みたいな顔したってだめです。

「顕嵐はほんと自由人だよなー」

なんて言いつつも顕嵐に便乗して私のお肉をとるモロ兄。許さん。

「ちょっと！モロ兄まで！！もう、2人のこと嫌い！」

食べ物の恨みは恐ろしいんだからな。
嫌い、って言うと途端に謝って私のお皿に料理だけじゃなくデザートを山盛りに取り分ける2人。

「Aー、怒ってる？」

「んふ、もう怒ってないよ、顕嵐♡ケーキおいし♡」

「Aってちょろすぎない？」

「もー、そんなことないって、謙太郎くん。顕嵐もモロ兄も大好き！」

なんて言いながらチーズケーキを食べる。やば、まじで美味しい。

我ながら現金だなって思うけど、美味しいんだから仕方ない。

「AA！美味しく食べれば～？」

「0カロリー！」

なんて、レオとお決まりの合言葉を言うと、謙太郎くんと佑くんにすごい微笑ましい視線を送られたけど、気のせいだと思いたい！