7人のsupermanたちともう1つの未来 Ⅰ (ページ21)

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「A、おはよ。相変わらず早いな」

ついでだからレオの分だけじゃなくて2人の分も買って、レッスン室に向かおうとしたところで声をかけられる。

萩谷慧悟くん改め慧ちゃん。

「おはよ、慧ちゃん。」

イケメンはやっぱりどこにいってもイケメンなのか、と感心してこれまた内心ビビりながら普段通りに感じられる挨拶をする。

「なに、もう誰か自主練始めてるの？」

そう聞きながら私の手にある3本のペットボトルを持ってくれる慧ちゃん。

「みゅーとくんと、顕嵐とレオがね。レオの飲み物の減りが早かったけん飲み物買いにきた」

「久しぶりにAの博多弁聞いた(笑)」

向こうの世界ではみんなこんな感じだったけども、改めて指摘されると恥ずかしくなって言い直す。

「んあーー、減りが早かったから！(笑)」

「なんで言い直すんだよ(笑)可愛くていいじゃん、博多弁」

「絶対思ってないでしょ！慧ちゃんのいじわる！」

なんて言いながら2人でレッスン室へ向かう。