1話 ページ2
ー流架sideー
棗と廊下を歩いているとナルに引っ付いている女に目が
入った。
その子は床につくくらいの長くふんわりしている
綺麗な銀髪をツインテールにしていて、青緑色の
ぱっちりとした綺麗な眼と長い睫毛を持っていた。
俺はどうしても気になり、棗に言ってナルを呼び止めた。
流『ナル！』
するとナルは俺に気づき振り向いた。
それと同時に必然と振り向かなくてはいけなくなった人形
みたいな女。
ナ『流架くんどうしたんだい？』
流『あ、いや……。
………その子は。』
ナ『この子かい？
この子は生まれた時から学園に居るんだ。
因みに僕の姪っ子♪』
流『えっ?!ナルの!?』
ナ『そうだよ♪
全然似てないよね♪
そうだ！悪いけど僕、これから用事があるから
この子を一緒に連れて行ってくれないかな？』
流『えー………っ!?』
ナ『それじゃあよろしくね〜♡』
その後ろ姿をぼーっと見ているナルの姪っ子。
その子に俺は話しかけた。
流『えっと……名前は？』
？『天隆寺 彩黎……。』
流『乃木 流架……。
よろしく。』
彩『うん……。』
流『行こっか……。』
彩黎は頷き俺の服をしっかり握った。
そしてついた所は初等部Ｂ組。
天隆寺はB組に入り、キョロキョロと辺りを見渡していた。
すると俺の所に正田と佐倉が来た。
蜜『なんやこの子達、すっごい可愛いー♡
棗達の子か？』
棗『てめぇ、燃やすぞ。』
流『棗の上に乗ってる子は聖 陽一、3歳。
初等部A組の子で棗に懐いてて時々B組に
遊びに来るんだ。
陽ちゃんは危険能力系でだから棗も
気にかけてるっていうか……。』
蜜『へぇ〜、そうなんや〜。
そうは見えへんけど……。』
棗『ブース』
陽『ブーシュ』
棗『寄るなサル共』
陽『よりゅなサリュろも』
蛍『……中々いいコンビね。』
彩『………類は友を呼ぶ。』
蛍『貴方とは気が合いそうね。』
蜜『ほーらそんな奴の所にいないでお姉ちゃん
とこおいで〜♡』
ス『だめよ〜♡陽ちゃん、こんな人の所へ行っちゃ♡
お姉さんの所においで〜♡』
流『あっ、その子のアリスは―――』
陽『ﾑｯ)………。』
陽一アリス発動！
悪霊達『オォォォォォォオオオ』
蜜&ス『ギャー!!!!』
流『悪霊のアリスなんだ……』
蜜『先に言って―――!!!』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 26人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
