2話 ページ3
3人は大泣きながらセバスチャンに謝りまくる。
話を聞いたセバスチャンは怒りを通り越して
呆れているようだ。
セ『分かりました。
仕上げをまとめてやろうと置いておいた
私にも非はあります。
いいからとりあえず落ち着きなさい；』
テ『ｸｸｸｸｯ(笑)』
困っているセバスチャンを見て面白くて大爆笑していると
頭上に影がかかった。
テ『え、え〜と……；；』
セ『貴方にも手伝って頂きます(黒笑)』
テ『はあぁぁ〜!?!?!?』
そして何を思いついたのか3人に命令している。
フィニは土の買い出し、メイリンは湯呑みを
取りにバルドとセバスチャンは肉の焦げた部分を
取り除いている。
しばらくするとバタバタと騒がしい足音が聴こえた。
メ『セバスチャンさーん！あっただよ！』
メイリンは指示された通りに木の小箱を4つ持って
走ってきた。
その時―――。
ｺｹｯ
メ『きゃ……！』
なんとまたしてもメイリンは転んだ。
セバスチャンはメイリンを受け止め、私は咄嗟に体が反応し箱を全てキャッチした。。
セ『貴方は……だから何度も屋敷内は走るなと
言っているでしょう？；』
メ『すっすすすすすまんですよ///
メガネが割れて前あまり見えないデス//』
メイリンは顔を真っ赤にしてあわあわしている。
いいから早く取って……；；
セ『しかしコレで“主役”は心配ありません。
ご苦労様です、ティナ。』
セバスチャンは私が持っていた箱を片手でタワー状にして
持ち私の頭を優しく撫でた。
テ『………触らないで(ﾑｽｯ』
フィ『セバスチャンさーん‼
植木屋で砂利と言われた物、買ってきました！』
フィニがセバスチャンからのお使いから帰ってきた。
準備が整った所でセバスチャンは3人に良い笑顔を向けた。
セ『そうですか、ご苦労様でした。
――では、私が最後の仕上げをしましょう。
後は私に任せて皆さんは休んでいて下さい
くれぐれも大人しく、“大人しく”お願いしますよ。』
二度目の「大人しく」は強調されていた。
3人((二度言った、今二度言った))
これで大丈夫だろうと思い元の姿に戻ってシエルの所に
行こうとした。
―――――が、何という事だ！
セバスチャンに首根っこを掴まれて燕尾服の中に
スッポリ収まってしまった。
その後色々あり客人をいっぱい虐めて大満足♪
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