LDH short story

岩田剛典 ページ10

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最近忙しかった自分へのご褒美にプリンを買って食べていたら剛典が帰って来た。
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『おかえり』
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「ただいま〜」
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疲れているのか力の抜けた声が玄関から聞こえてくる。
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彼がリビングに入ってきた。
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「あ、なにそれ、いーなー」
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私を見るなりすぐプリンに食いついた剛典。
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「一口ちょーだいよ。」
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私の前に座っておねだりする剛典。
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おすわりしてる犬みたいで可愛い…。
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何故か私の中のS心に火がついた。
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『…可愛くおねだりしてくれたらあげる』
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いつもどおり つんとした態度で挑発するようにいってみた。
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すると彼はじっと私を見つめて近づいてきた。
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『えっ、ちょっと…っ』
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いきなり深いキスをしてきた剛典。
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『…っ/// ちょ…っ、くるしいって…』
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やっと離してくれたと思ったら耳元で
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「やっぱりプリンよりA食べたいな」
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なんて色気を帯びた表情で甘く囁くから私のいつものクールな態度も乱される
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逃げようとしても腰までがっつりホールドされているから逃げれない。
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「可愛くおねだりしたからいいでしょ？」
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普段は犬みたいに可愛い彼だけど、無駄に挑戦を挑んではいけないと知った。
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そのあとは彼の愛をたくさん感じた
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「こっちみて…愛してるって言って…」
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「…俺も愛してる…」
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甘えたさんな彼からのストレートな言葉に、幸せな気持ちにになった。
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黒木啓司→←登坂広臣

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