LDH short story

GS ページ46

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久しぶりに家で二人でごろごろできる日。
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ソファでくつろいでいるAをぼーっと見てたら
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『…なにみてんの』
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「あかんの？」
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別に〜、と舌ったらずな口調で話すA。
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「…あれ、そんなとこにピアスあいとったっけ？」
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『2、3日前にあけたの』
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「ええやん。でもAにしては珍しい感じのやつやな」
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『あ、これね。昨日その辺でSWAYさんにばったり会ってなんかよくわかんないけどくれたから』
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は、ちょっと待てよ
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Aがあいつのピアスしてんのも気に入らんし俺が1番にAの変化に気づかへんかったのもなんか嫌や。
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『ねぇ、聞いてる？』
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「…それ外して」
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『え、？』
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『なんで、似合ってない？』
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そう言って少し悲しそうな顔をするA。
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違う、そんな顔は見たないんや
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「俺のやつやないと許さん」
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Aside
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不器用に渡されたピアス。
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『もしかして嫉妬した？』
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そう言うと目を合わせてくれなくなった彼。
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少しGSさんとの距離を詰めたら、ぎゅっと抱き寄せられて
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「…俺も嫉妬くらいするわ」
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そう小さく呟いた言葉に嬉しくなった
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『心配しなくても離れてかないよ』
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抱きしめる力を強めた彼。
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私も代わりに彼の背中に腕を回した。
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GSさん × 嫉妬
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リクエストありがとうございました。

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