検索窓
今日:8 hit、昨日:9 hit、合計:36,212 hit

登坂広臣 ページ31



いつも忙しくてなかなか会えない広臣と、今日はイルミネーション見に行く。

インターホンが鳴った

「…、」

無言で手を差し出してマスクとハットの間から覗いてきた。

相変わらずだなあ、なんて思いながら、広臣の手をとった






「2人で出掛けるの久々だな」

臣がイルミネーションに目を輝かせながら言った

『うん、』

ご機嫌な広臣の隣で私は、久々の雰囲気に緊張していた

「もっとこっちこいよ、」

繋いだままの手をさらに引き寄せられ、腕と腕が触れるくらいの距離。

触れたところから鼓動が伝わってしまいそう

「ちょっと休憩するか、」

なんていって2人でベンチに腰掛けた

広臣がイルミネーションに夢中になっているのをいいことに、私はその横顔をチラッとみた

整った顔が光に照らされて、何倍も綺麗に見える

そんなことを思っていたら、広臣と目があった

『…///』

急いで視線を前に戻したけど

「A今見てたでしょ、笑」

『気のせいじゃない?』

「素直になれよ笑」

そういって、私の肩を抱き寄せた

『ちょ、誰かに見られてたら…』

「みんなイルミネーション見てるから大丈夫」

「…好き」

聞きなれない言葉に思わず顔をあげたら、目の前には広臣の顔。

「Aは?」

『なに、今日どうしたの』

「好きか嫌いかどっち」

『…好きだよ』

そういうと満足げにまた私の肩を抱き寄せ、頭を撫でてくれる

普段なら滅多にないこと

イルミネーションのロマンチックな光が、私たちを大胆にさせる

たまらなくなって、そっと広臣の首筋に唇を寄せた

ピクっと動いたかと思うと、私の方をみて

「お前今夜覚えとけよ」

『え、そういうつもりじゃ、』

「俺はそういうつもりだから」

なんて、悪い顔して笑ってる

帰るか、って言ってまた手を差し伸べてくれる広臣。


こんな日もたまにはいいかも。

SWAY→←佐野玲於



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
62人がお気に入り
設定タグ:DOBERMANINFINITY , EXILE , LDH
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

lunetta(プロフ) - ふわりさん» ありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします! (2019年4月9日 17時) (レス) id: cccbfdc3e5 (このIDを非表示/違反報告)
ふわり - すごく素敵でした!また、リクエストよろしくお願いします♪ (2019年4月9日 13時) (レス) id: a8ff325b20 (このIDを非表示/違反報告)
ふわり - lunettaさん» よろしくお願いします♪楽しみに待ってます! (2019年4月6日 18時) (レス) id: 9ed4d1287d (このIDを非表示/違反報告)
lunetta(プロフ) - ふわりさん» 了解しました。次の更新はそのお話にしますね! (2019年4月6日 9時) (レス) id: cccbfdc3e5 (このIDを非表示/違反報告)
ふわり - lunettaさん» 夜分遅くにすみません…(⌒-⌒; )では、GSさんの嫉妬とKAZUKI君の甘えたをお願いしてもよろしいでしょうか?(>_<) (2019年4月6日 2時) (レス) id: 9ed4d1287d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:lunetta | 作成日時:2018年5月28日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。