不器用 ページ14
最近評判のバーでだいぶ酔っているAさんを見つけた。
隣にいるのは、、、男? 見るからに
悔しい、、
なんであんなもじゃもじゃ野郎にあんなにも安心して酔った姿を見せているのか、、今にも行って一緒に呑んでやりたい気持ちにもなったが、生憎今日ここに来たのは仕事の付き合い。そう易々と抜けられない。
もじゃもじゃ野郎がAさんの頭を撫でた。
まさかあれがAさんの彼氏なのだろうか、俺の頭にはぐるぐるとしょうもない考えがよぎる
とうとう先輩が俺に向かって
「ユーリ君あの子が君の気になってる子かい?ここはいいから行って来なよ。おじさん応援してるよ」
などと訳の分からない声援をもらった。
周りにいる先輩方もだいぶ酔っ払ったのか、「いけいけ!」「お前ならいける」などと声援を飛ばしてくる
正直軽く酔い始めた俺の頭はAさんの方に向かう事しか考えが浮かばなかったから、俺は素直にAさんの元へ向かった
「Aさん奇遇ですね、僕もちょうど呑んでたんで、相席してもいいでしょうか」
「あ!ユーリ君だ、いいよ〜もじゃもいいよね?」
「ああ」
あぁ目の前で仲良さそうにしててムカつくなぁ、、
「ユーリ君なんでここにいるの?」
普段の知的なオーラを漂わせるAさんからは想像もできないほど子供っぽい可愛らしい感じて話しかけられて、普段とのギャップにユーリは押されてしまった
「お仕事の付き合いできたんですけど、Aさんを見かけたので、つい来てしまいました」
そう答えるとAさんはすぐに納得して、チワワ娘の話や気になってる男性の話をしだした。
最初の方はポーカーフェイスをしながら爽やかに答えられ
ていたが、だんだん仕事の時にするような顔になりかけた
最後は俺がこのテーブル分のお会計を済ませた
「ユーリ君ありがと〜今度は私がお礼に何か奢るね」
そう言って俺たちは解散した。その後先輩たちに揶揄われたのは言うまでもない
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kaori - 面白いです!更新頑張ってください! (1月5日 14時) (レス) @page22 id: 4e118e04d2 (このIDを非表示/違反報告)
秋 - 設定 ユーリ妹ww (2023年4月9日 11時) (レス) @page1 id: a6b91f29d4 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ありがとうございます、ミスってました (2022年6月27日 18時) (レス) id: 9ec3a12c2a (このIDを非表示/違反報告)
絵 - オリジナルフラグたってますよ〜 (2022年6月26日 19時) (レス) @page9 id: cfb8f06f65 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - オリ〇ナルフ〇グたっていますよ (2022年6月26日 18時) (レス) id: b328ff78c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たこやき | 作成日時:2022年6月19日 3時