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家族 ページ11

ユーリ・ブライアの件がwiseの想定どうりに進んでおらず、私は少し焦っていた。

まぁそれも無理はないだろう。あの男姉以外興味ないのだからどうすることもできないのだ。ただ私ができることは偶然を装って遭遇することと、フォージャー家で会った時に少しずつ距離を近づけることしかできない。

だけど最近ユーリさんの態度がおかしい。もしや私の正体を掴み出したのか?この人シスコンが過ぎて見失ってたけど、若くして秘密警察に入るということは優秀な人材である。私は少し気を引き締めて向かった

今日はヨルさんにお願いしてユーリさんに差し入れを持っていくていで接近する。

ちなみに兄からヨルさんの料理はすごいらしいので、私の分は兄さんが作ってくれました。


秘密警察の勤務表をもじゃにお願いして貰ったおかげで、この時間ユーリさんが暇なのは分かっている。もじゃには危険なことさせてしまったから、後でお礼しないとね


「すみません、私A・フォージャーと申します。ユーリ・ブライアさんに用事があって、、あのユーリさんのお姉さんがユーリさんに差し入れと伝えてください」


想定では10分くらいで来ると思ったけど、さすがヨルちゃん3分でユーリさんがきた

「いきなりすみません。ヨルちゃんが今日はユーリにこれを渡さなきゃと仰ってたので、渡しに来ました。」


いつものユーリさんならお前じゃなくて姉さんが持ってこいよのオーラを出すのに、今日はあまりそのオーラを感じることはなかった

「ありがとうございます。Aさんちょうど僕今休憩なので、一緒に食べませんか?」


「さすが姉さん、今年も美味しいよ!!」


あの、ユーリさん大丈夫ですか?吐きながら美味しいって言いながら食べてるって、あんまり見ない光景なんですけど、、、
まぁ気にせずに、

「今年もって、今日は何か記念日なのですか?」


私が尋ねると、ユーリさんさ少し止まってから話し始めた


「今日は両親の結婚記念日なんです。うち早いときから両親が亡くなってしまって、、だから両親のめでたい日に僕たちが祝って、両親に報告するっていう、ほんの少しの家族行事なんです」


私は少しだけ羨ましいなと思った。スパイになってから家族というものは忘れて、例え街で見かけても羨ましいとは思わなかった。その後唯一の肉親である従兄さんに再会したけども、それ程家族らしいことはしてこなかった。

私はこの時ユーリさんがただのシスコン野郎ではないことを感じた

私は→←あり得ない



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設定タグ:SPY×FAMILY , ユーリ・ブライア   
作品ジャンル:恋愛
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kaori - 面白いです!更新頑張ってください! (1月5日 14時) (レス) @page22 id: 4e118e04d2 (このIDを非表示/違反報告)
- 設定 ユーリ妹ww (2023年4月9日 11時) (レス) @page1 id: a6b91f29d4 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ありがとうございます、ミスってました (2022年6月27日 18時) (レス) id: 9ec3a12c2a (このIDを非表示/違反報告)
- オリジナルフラグたってますよ〜 (2022年6月26日 19時) (レス) @page9 id: cfb8f06f65 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - オリ〇ナルフ〇グたっていますよ (2022年6月26日 18時) (レス) id: b328ff78c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たこやき | 作成日時:2022年6月19日 3時

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