シスコン野郎を落とすのなんて無理じゃね？

管理官 ページ21

「わざわざ朝早くから来るなんて、たいそう仕事熱心だこと」


「なんですか、管理官さん。私はちゃんと使命を果たして参りましたよ」


「それはよくやったが、、月夜何故その格好だ」


「あぁ、これの事ですか？今色々と動くにはこの方がちょうどいいかと

そして、管理官の命令通り対象と付き合うことになりました。


想定より早く計画を動かしましたが上手くいったので安心しました。今後はどうしたらよろしいでしょうか」



「付き合ったといえども安心できない。この調子で信頼関係を気付き、最終的には向こうの情報が欲しい。まぁ彼女の兄を敵視は当分しないだろうがな」



「了解しました。当分こっちの仕事はこれで行いますね、仕事があるのでこれで」



ああ、やはり駄目だったか。スパイとしては問題ないが、1人の人としてはまだ駄目だったようだ。

途中まではよかったんだけどな。黄昏と同じように徐々に心を開いているようだったけど、無理だったか



本人の話と黄昏の話を加味すると防衛本能が働いたか。


黄昏がいうにA・フォージャーの時は昔の時のような性格らしい。本人も演じやすそうで計画も上手くいくだろうと言っていたなぁ。それと反対にヘルマ・レーレは簡単に言えばリアリスト。人に対して期待もなにもない。それゆえに簡単に人をきれる。
二重人格とは少し違うんだけどな、複数の顔を演じ続けるがゆえに身につけた技だろうな







管理官のところに報告したし、ちょうど出勤にちょうどいい時間か

とりあえずAに変えて



「A先生おはようございます」



「ダニエル先生おはようございます、マルタさんの容態どうですかね？」



とりあえず1週間は一日中病院勤めかな。ここにいる人に合図して任務を任せる感じか




「フィオナちゃん、この前お願いしたやつ終わった?(今週は私病院仕事だから任務よろしくね)」


「勿論終わっていますよ。それ以外に要件ないならもいいいですか(了解しました。ところで今回こそ教えて下さい。黄昏先輩との関係はなんなんですか)」

「フィオナちゃんったら〜またよろしくね(何かあったとして、貴方に教える必要ははないって何度も言ってるでしょ)」



はあ、夜帷は何考えてるかわからない。黄昏との関係言ってなにし出すか、、



これなら任務したい。さっさと身辺調査してよ秘密警察

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