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花魁候補 ページ49

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その後、炭治郎と伊之助は無事に
お目当ての店に売ることが出来た。


残ったのは私と善逸くん。





『 やっぱりお前が売れ残ったか 』


『 やっぱりって何だよ!やっぱりって!!』


「 ねぇ、なんで私は京極屋オンリーなの?」





ときと屋も荻本屋も私を1番に選んでくれたんだけど、

" コイツは売り手が決まってんだ。悪ぃな "

と断っていた。





『 なんとなーくだけどよ、京極屋が1番怪しいんだ 』



「 へぇ〜、なんでそこに私なの。
炭治郎とかでいいじゃん 」



『 男2人で入るより、
本物の女がいた方が怪しくねぇだろ。

しかも、片っぽが売れ筋になりゃあ
より怪しまれねぇ 』



「 普通にプレッシャーなんですけど 」



『 花魁まで行っちまうかもなぁ!』





ガハガハ笑い出す宇髄さん。

他人事だと思ってやがるコイツ…





『 Aちゃんを指名したヤツらは
俺が片っ端から…『 てめぇ余計なことすんじゃねぇぞ 』


『 なんでだよ!!』


『 てめぇはぜってー売れねぇんだから
三味線でも弾いてろ!!』


『 あぁん!?』





____________





べベンッ!! ベンベンベン…!!



アイツの言う通りになっちまったぁぁぁぁ!!!





" あぁ、こっちの金髪頭は 便所掃除でも
何でもいいんで貰ってくださいよォ!

いっそコイツはタダでもいいんで、こんなのは "





見返してやる!!あの男…!!
アタイだって絶対吉原一の花魁になる!!


あ!!でも…





" 私、善子と一緒じゃなきゃ嫌です… "





ってAちゃんが言ってくれたから俺幸せぇぇ!!

Aちゃんは俺の手で守ってみせる!!!
汚い男共になんか触らせるかぁぁぁぁ!!



最初に触るのは俺だぁぁぁぁぁ!!!





『 あの子…顔の表情がすごいわね… 』


『 何考えてるのかしら… 』





一方、Aはと言うと…





『 いやーっ!!こんな可愛い子買えるなんて
久々よねー!!』


『 出来が良ければ花魁も夢じゃないですね!!』


『 さぁー!!売りに出すわよー!!』





早速 着替えやら化粧やら、支度をさせられていた。




そして、さすがはしのぶの継子。

美貌は元々良かった上に、
教養・芸事を身に付けるのも早かった。



数日後、史上最速で花魁まで昇格するなんてことは
誰も思っていなかった。







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設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸   
作品ジャンル:アニメ
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mini(プロフ) - stereogirlさん» コメントありがとうございます(T_T)!更新頑張ります!! (2020年4月20日 21時) (レス) id: 91678dce2b (このIDを非表示/違反報告)
stereogirl(プロフ) - 強い女子と善逸くん、大好きな組み合わせです(笑)続き楽しみにしてます! (2020年4月20日 19時) (レス) id: ebd32c96af (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mini | 作成日時:2020年4月12日 20時

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