たんぽぽの花冠 【我妻善逸】

新たな任務へ ページ15

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あの後、無事 大奮起した善逸と
しのぶ姉さんに乗せられて
奮起した伊之助は

全集中・常中を会得。



そして 次の任務へと向かう善逸たちに
何故か Aも同行。



蝶屋敷のみんなと別れを惜しみながらも
4人で新たな場所へ出発した。





『 そういえば、Aはなんの呼吸を使うんだ？ 』



「 あー、たしかに
そういう話したことなかったね！」



『 か弱いAちゃんには戦わせないからねぇ！

俺たち頑張る！ 』



『 お前、本当に戦えんのか？』





3人より階級が上の継子に対して
言う言葉ではない。





「 伊之助は本当失礼だな…

私は光の呼吸を使ってるの 」



『 光の呼吸？』



「 うん。光の呼吸は雷の呼吸からの派生らしいの。

十何年前に使っていた人が
1人だけいたらしいけど…

それ以来、光の呼吸の使い手は
いなかったらしいよ 」



『 そうなのか！
使いこなすのが難しい呼吸なんだろうな！

やっぱりAはすごいな！』



「 えー、そんなことないよぉ…照 」




曇りなき眼でAを褒め称える炭治郎。





『 なんだその呼吸は！
花子！俺と勝負しろ！』



「 伊之助に言われたくないし、
花子ってまじでやめて 」





とにかくAと勝負したい伊之助。





『 かっ…雷の呼吸の派生…

Aちゃん、やっぱり俺たち運命だよ！！

結婚しよう！！』



「 ちょっ…照
誰にでも言ってるでしょそれ！！」





相変わらずAにベッタベタの善逸。





「 個性強いな…笑 」






そんな個性の強い4人組での
初合同任務がいよいよ始まった。







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