5 ページ1
道枝side
今日、デビュー日を迎えて、朝、謙杜から電話がかかってきた。
駿佑「もしもし？おはよう。なした？」
謙杜「おはよう、みっちー。今みんなおる？」
駿佑「おるで。」
謙杜「なら、スピーカーにしてくれへん？」
駿佑「わかった。」
この後、謙杜が改めてデビューおめでとうって。
急にグループを抜けることを認めてくれてありがとうって。
大吾くんに『謙杜』って言われて驚いて、しまいに泣き出して…。
辛いよな。
自分も目指してたんやから。
でも、やっぱり謙杜は優しくて、『おめでとう、今日一日頑張って』と。
俺と恭平も大吾くんから、みっちー、恭平呼びになった。
まだ慣れてへん様子やけど、もっと呼んでほしいなぁ…なんて。
朝のニュース番組の出演を終えると、デビュー会見に向けて準備をする。
合間、合間を見つけて写真撮ってアルバムにして謙杜に送ろうかな。
写真好きやから。みんなの飛行機での寝顔とか隠し撮りしたものも。
デビュー会見を終え、音楽番組に出させてもらうことになってて、楽屋で少し休憩中。
和也「疲れたぁ〜。」
丈一郎「お前、まだ〇ステと配信終わってないで？俺も疲れたけどさ。」
和也「ほら、丈くんもやん。」
大吾「流星ー、充電させて〜。」
流星「自分の使ってくださーーい。」
大吾「そうやなくて。」
流星「もー、はい。」(両手を広げる)
大吾「流星ー、好きー。」
流星「ん、ありがと。」
恭平「みっちー、何撮っとるん？」
駿佑「今はビデオ。謙杜にアルバムにして送ってあげようかなって。」
恭平「ええな。それ。」
スタッフ「ｺﾝｺﾝ 失礼します。もう少しでリハなので、衣装とメイクの方よろしくお願いします。」
大吾「あ、はーい。了解です。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 219人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：hina | 作成日時：2023年7月5日 17時
