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長尾side
7月28日を迎えて忙しくなってきた6人。
最近はどうでもいい連絡はなく、体調を心配してくれる連絡だけ。
俺は大丈夫やけど、6人の体調のほうが心配。
ちゃんと休めてる？
ちゃんと寝れてる？
デビューが決まってからテレビへの露出もすごくて、見ない日はないんやないかなってほど。
俺が言えることではないけど、無理せずに頑張ってほしい。
自分を大切にして。
そう思いながら過ごす日々にも慣れてきたころ、また家のチャイムが鳴った。
この前大倉くんが来てから、郵便物は全部置き配に指定するようにしたから、誰かが来た証拠。
謙杜「はーい。」
大倉「久しぶり。」
謙杜「お久しぶりです。てか、そんなに会ってませんっけ？」
大倉「1,2カ月ぐらいやない？」
謙杜「もう、そんなに経ちますっけ？」
大倉「うん。」
謙杜「そっか。
みんな元気にしてますか？」
大倉「うん。元気やで。」
謙杜「よかった。」
駿佑「見ての通り、元気やで?!」
恭平「元気もりもりやんな。」
謙杜「みっちー、高橋くん。よかった。疲れてへんかなって心配しててん。」
駿佑「疲れてたけど、謙杜見たら元気出た。」
恭平「これで一週間もつわ。」
謙杜「一週間しかもたへんのかい。」
大倉「謙杜、中入ってもええ？」
謙杜「あ、ごめんなさい。どうぞ。」
謙杜「何かお話ですよね？」
大倉「うん。前と同様嫌やったら断ってもらってええから。」
謙杜「はい。」
大倉「なにわ男子がデビューすると活動の拠点が東京になる。
そうなると、6人と謙杜は離れ離れになってまう。
これは俺らも6人も同じ考えやってんけど、タイムリミットって言ったら謙杜は嫌かも知らんけど、謙杜はタイムリミットを抱えてる。
どれだけの時間があるかは誰にもわからへん。でも、その時間を一人で過ごしてほしくない。もちろんプライベートも必要やけど、謙杜やって、関西ファミリーや。
7人を離れ離れにさせることを俺にはできひんくて、考えた結果『シェアハウス』したらどうかって。
家で何でもできるようにするし、医療関係のスタッフを近くに在中させるつもり。
体のことで心配することはないと思う。」
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作者名：hina | 作成日時：2022年12月7日 2時
