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西畑side
デビューが決まった。
長年、夢見続けてきたこと。
嬉しいこと。
でも、デビューすると活動の拠点が東京になる。
長尾と離れ離れになる。
なんとかして、一緒におれる方法ないかな....。
駿佑「大吾くん。お話ええですか？」
大吾「ええよ。」
駿佑「わがままやと思って、聞いてください。」
大吾「うん。」
駿佑「僕、デビューしても謙杜と一緒にいたいんです。拠点が東京に移ってしまうからって理由で離れ離れになるのは嫌なんです。
タイムリミットを抱えた謙杜が一人になる時間があるのが嫌。その時間を無駄にしたくないんです。」
大吾「それは俺もやで。長尾と離れたない。でも、無理やし...。あ、案外無理やないかも。」
駿佑「え？」
大吾「7人でシェアハウスしたらええんやない？事務所の許可はいるけど。あと、長尾の意見。」
駿佑 「シェアハウスか。その手がありましたね。」
流星「何を2人で盛り上がってるん？」
大吾「ちょっと今後の話。高橋、丈くん、はっすんもちょっとこっち来て。」
丈一郎「なん？」
恭平「何ですか？」
和也「何の話ー？」
大吾「今、道枝と話してたんやけどさ、長尾とデビューしても離れたないなって。拠点は東京になってまうから、どうやっても、今のままやと長尾と離れ離れになる。
言い方はちょっとあれやけど、タイムリミットを抱えてる長尾が一人になる時間をあまり作りたくないと道枝が。
それなら、7人でシェアハウスできひんかな？って。
事務所の許可と長尾の意見もいるけど、7人でずっと一緒に居れたらなって。」
丈一郎「せやな。」
流星「謙杜のプライベートも必要やけど、ずっと離れ離れも嫌やしな。」
和也「楽しそうやな。」
丈一郎「上に掛け合ってみるか。」
大吾「うん。」
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作者名：hina | 作成日時：2022年12月7日 2時
