Episode24 ／ お披露目会 ページ24
｢起きろA｣
はっ…
今は団長の仕事の作戦説明中。
ついさっきまで、テルと別れてトランプをしていた分私は疲れてうとうとしていたわけだ。
『スミマセン』
はぁ、と団長はあからさまにため息を着いた。
｢どうせ聞いてないだろうが、自分の役割は分かったか？｣
その質問に私は即答で答えた。
『セラと待機』
自信満々に答えたのに、団長とその他数名の団員はまたため息をついた。
｢おまえはノブナガといしょに先陣切るね。｣
もはや私の定位置と化した隣のフェイタンが説明してくれる。
なるほど、私が先陣…って
『え？なんで…』
いいのかな。入ったばかりの私が先陣でも。
よく分かんないけど先陣ってきっと大事な役だ。
｢実力を見たい、っていうのもあるが今日はそんなに難しい仕事でもない。サポートにはフェイタンが入れ。｣
｢…ちっ、了解ね｣
人前であんまり能力…使いたくないんだけど。
仕方ない、今日だけは暴れさせてもらおう。
場所は変わってここはトーチカルホテルの55階。
60階建てらしいこのホテルの上部5階がパーティー会場となっているらしい。
どうやら作戦では上と下とで別れて追い込んでいくようで。
私とノブナガ、そして少し後ろにフェイタンの3人は下からの担当になっていた。
｢おいA！先行くか？｣
既にもう会場に入った私達は、一応正装済み。
私は真っ白のワンピースドレスを着ている。
『行きたい！けどノブナガの出番なくなるよ？』
｢なら担当分けるといいね。ノブナガはここ、ワタシとAは上いてるね。｣
｢あぁ、それでもいいぜ。｣
この階だけでも100人弱はいるかな？
『ちょっと待って！道！』
襲撃の前に、上に行く以外の逃げ道塞がなきゃね。
｢あぁそうだった。わりぃわりぃ｣
全然そう思ってなさそうなノブナガと、私とフェイタンは3方向に別れて道を潰しに行った。
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あやは(プロフ) - 明里香さん» ご報告ありがとうございます！すごく助かりますー！すぐに修正しますね (2019年11月6日 21時) (
レス) id: dd6fe59e82 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 40話にも誤字がありました。「以上な」ではなく、「異常な」です。 (2019年11月6日 20時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 5話に誤字がありました。「以上」ではなく、「異常」です。 (2019年11月6日 17時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろりお | 作成日時：2019年7月12日 23時
