Episode11 / 悲観or楽観 ページ11
『え』
やばいんじゃない私。
あぁ聞かなきゃよかった、なんで聞いてしまったんだ。
聞かなかったら逃げれたかもしれない。
“シゴト”をしていた私は関係者から幻影旅団について話を聞くことがあった。
A級賞金首
団員の能力はおろか、顔すらもあまり出回っていない秘密主義の集団。
殺し盗みはお手の物。
私が知っている旅団の情報はそれだけだ。
つまり何が言いたいかというと、少なからず幻影旅団の情報を知ってしまった私は死ぬのだ。
「その様子だと知ってるんじゃない?あ、俺はシャルナーク」
その瞬間私は耳を塞いだ。これ以上余計な情報を知りたくない。
『私は何も知りません見てません帰らせてください』
首をふるふると振りながらぶつぶつと呟き続ける。
とんとん、と肩を叩かれ振り返ると、
しゅんっ、ってすごい勢いで殴られかけた。
もちろん避けたけど。
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あやは(プロフ) - 明里香さん» ご報告ありがとうございます!すごく助かりますー!すぐに修正しますね (2019年11月6日 21時) (レス) id: dd6fe59e82 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 40話にも誤字がありました。「以上な」ではなく、「異常な」です。 (2019年11月6日 20時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 5話に誤字がありました。「以上」ではなく、「異常」です。 (2019年11月6日 17時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ろりお | 作成日時:2019年7月12日 23時