Episode-170 ページ43
リヴァイのお仕置きが終わりエレン達の所へ行くとジャンとアルミンは顔を赤くして、エレンは気の毒そうに私を見た。
ミカサは今にもリヴァイを刺し殺しそうな勢いで睨んでいるし、サシャ とコニー、ヒストリアは首を傾げていた。
(…絶対バレてるじゃん…これ。)
リヴァイは全く通常通りで、テーブルの裏を触った。
そして顔をしかめてハンカチで手を拭き、エレンに向き直る。
リヴァイ「…エレンよ。時間は十分すぎる程あったはずだが。確か、お前に与えたのはAと自分の区域の掃除だったな。」
その言葉でエレンは一瞬で青ざめた。
……ここまでポーカーフェイスを貫き通し、部下を一瞬で青ざめさせるリヴァイには、到底及ばない。
リヴァイ「まぁいい。お前らがナメた掃除をしていた件は後回しだ。……エレン。ハンジが早く実験始めたいってウズウズして待ってるぞ。」
エレン「は…はい。」
その後すぐに巨人の実験場にリヴァイ班全員で向かった。
私はエレンの巨人化実験にとても興味があったから、正直、かなりワクワクしていた。
リヴァイに『ハンジみたいだ』って言われたけど、ハンジさんは…私よりもひどかった。
ｸﾞｵｵｫｵｵｧｱｱｱ
ハンジ「どうした！エレン！立て…！立ってくれ！人類の明日が君にかかっているんだ！立ってくれぇえーー！」
リヴァイ「クソメガネ。今度は様子が違うようだが？もう10mもねぇし、所々の肉も足りてねぇ。」
A「……エレンの本体も出ちゃってますしね…」
ハンジさんの実験は見ている私達もハラハラするくらいハードだった。
ハンジ「エレン、まだ動けそうか！？動けそうなら何かしらの合図を送ってくれ！」
A(まだ…やるのか。)
私が下に行ってエレンを回収しに行こうとするとミカサが馬から降りてエレンの元に行った。
リヴァイ「おい。また単独行動だぞ。あの根暗女。そろそろ処分も検討するか。」
ハンジ「いや…合図がない。ここまでだ！エレぇええン！！」
私も下に降りるとハンジさんが力づくでエレンの本体を引っ張り出そうとした。
A「ちょ！ハンジさん！エレンから血が出てます！」
ハンジさんは興奮しすぎてか私の声も聞こえないようでそのままエレンを引っ張り出した。
エレンの顔は誰だか分からない状態になっていて元の顔に戻るか心配になるほどだった。
ハンジ「うぉおぉ！見ろ、モブリット！早くエレンの顔をスケッチしろぉお！」
モブリット「ハンジさん、あなたに人の心はありますか！！」
最終的にミカサが巨人の残骸からエレンを切り離し、巨人実験は終わった。
A(…道のりは長そうだな。)
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彩(プロフ) - ウエサマさん» 兵長、本当にかっこいいですよね！早く続きを出せるように頑張ります！実はもう、結末は考え済みです笑 (2022年7月29日 13時) (
レス) id: 20ffa17233 (このIDを非表示/違反報告)
ウエサマ - リヴァイ兵長大好きです!早く続きみたいです (2022年7月29日 6時) (レス) @page41 id: f5549b4223 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - みゆこさん» これは私の妄想を全部詰め込んだので！笑嬉しいコメントありがとうございます！兵長ファンの心は1つです() (2022年7月24日 14時) (レス) id: 20ffa17233 (このIDを非表示/違反報告)
みゆこ - リヴァイファンにはたまりません！！好きです!! (2022年7月23日 18時) (レス) @page40 id: 88bc64309a (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - なのはさん» 荒らしの方にたくさん頂きました！神作品！？お世辞でも嬉しいです🥺完結までは多分…あと少しです！コメントありがとうございました！ (2022年7月22日 16時) (レス) id: 20ffa17233 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤ | 作成日時：2022年4月5日 21時
