航海日誌26 ページ27
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｢水？能力者…ってことか？｣
｢確かに能力者だが、少し違う。Aは3つの能力が使えるんだ｣
｢み、3つ！？それは出来ないんじゃないのか？悪魔の実は2つ以上食べたら…｣
悪魔の実は二つ以上食べることが出来ない。
これは世界的に知られているもので、例外はないはずだ。
驚くシャンクスに、レイリーはひとつひとつ話し始めた。
レイリーの話はこうだ。
Aが実際に食べた悪魔の実は、一つ。
人狼族は別名、“遺伝族”とも呼ばれるくらいに、遺伝の力が強い。
それは……能力の遺伝をも可能にするという。
人狼族の能力者の血を摂取すれば、その能力者の死後、能力が遺伝される。
しかも、摂取する側は別に人狼族の血縁でなくても可能なのだ。
さらに、遺伝された能力は、悪魔の実を食べたことにはならない。
｢Aの父、アスタはウミウミの実を。母、シロノはタムタムの実。A自身は、プラプラの実を食べたと聞いている。｣
だからAは、3つの能力を使えるんだ、とレイリーは言う。
｢さっき言った、政府がAに手を出せない理由…1つ目はこれが関係していてね…Aが、人狼族の最後の生き残りだからなんだよ｣
アスタとシロノが起こした事件の後、政府は徹底的に反撃に出た。
アスタとシロノの指名手配はもちろん、彼らは人狼族の隠れ郷を襲撃したのだ。
人狼族は夜行性
彼らが寝静まった真昼間の郷に、催眠弾を打ち込んだ後のバスターコール。
郷を出ていたアスタたち以外、全滅だった。
だが…それをアスタたちが知ったのはAが生まれ、帰郷したとき。
政府が事実を揉み消したからだ。
｢アスタたち以外に、郷の外に出てた奴らはいなかったのか？｣
｢アスタは本当に例外だ。人狼族には鉄の掟がある。結婚は人狼族同士、郷から出ては行けない。このふたつを破ることは死と同じくらい重い。｣
だけど親を早くに亡くしたアスタは、幼い頃に郷を抜け出していた。
そしてロジャーと出会い、海賊になった。
でもその数年後、アスタの後を追って郷を出たシロノと再会し、婚姻に行き着き船を降りたのだ。
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ギザラス(プロフ) - テスト頑張って そして無事戻ってきてください (2020年7月2日 0時) (
レス) id: 1fe190bcff (このIDを非表示/違反報告)
果耶(プロフ) - テスト頑張っください！ (2020年7月1日 21時) (レス) id: ca4e14c205 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - オリ主ちゃんが可愛くて最高です(笑) 更新大変だとは思いますが、無理せずに頑張ってください。応援してます！！ (2020年6月30日 20時) (レス) id: 151caa4874 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - あの、私と一緒に合作しませんか？ (2020年6月15日 20時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
ろりお(プロフ) - コクマさん» めちゃくちゃ嬉しい褒め言葉！！頑張ります〜！ (2020年6月15日 20時) (レス) id: 38c94b38d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白米 | 作成日時：2020年4月2日 0時
