航海日誌19 ページ20
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＿＿｢センゴクだ｣
｢わしじゃ。見つけたわい、あやつらの子供｣
＿＿｢本当かガープ！！それで、どこにいるんだ！！｣
電話の相手は、海軍本部元帥・センゴク
彼もまた、Aと悪魔の実の捜索に力を入れている者の一人であった。
ガープは今いる島の名前と、1週間捜索したが見つからなかったこと、
もしかしたら、赤髪の船に乗ってるかもしれないことを掻い摘んで話した。
＿＿｢ロジャーのとこの下っ端が…ｯ、ついに戻ってきたか…。何としてでも捕まえるのだ！！どんな手段も…この際厭わない｣
｢…出すんじゃな｣
＿＿｢やむを得ん。急を要するのでな｣
ガチャ
電話が切れ、寝始めた電伝虫を、しばらくの間ガープは見つめていた。
＊＊
時は戻り、赤髪海賊団、レッド・フォース号
｢A？｣
自分の部屋に戻ったシャンクスは、部屋にAの姿が見当たらず、焦っていた。
Aが部屋の扉を開けられないことは立証済みで、部屋から出たという形跡はないというのにだ。
布団の中や、クローゼットの中、地下倉庫の中まで確認しても見つからず、クルーに知らせようとしたシャンクス
しかし、ふと何かに気づいたようにベッドの下を覗いた。
｢なんだ、ここにいたのか！｣
ベッドの下には、怯えたように丸まる小さな狼の姿があった。
｢どうしたんだ？…海軍に何かされたか？｣
眉を垂らしたシャンクス。
すぐ側に胡座をかいて座り、手を広げた。
そうすると、Aはよたよたとシャンクスの腕の中に潜り込み、人間の姿へと戻った。
『…ごめ、なさい…わたし、やくそくやぶった』
シャンクスの服を掴み、顔を埋めて、ぼそぼそとAは呟いた。
｢あぁ、ベックマンから聞いた。でも、無事でよかった｣
シャンクスは慰めるよう、安心させるようにAを抱きしめた。
｢海軍に何をされた？｣
彼は、遠回しに言うことも無く、初めから確信をつく質問をした。
それにA橋線を泳がせるが、シャンクスにじっと見つめられて観念したように口を開いた。
『…捕まえられそうになった…。ぜったい、にがさない、って…』
Aは何かを思い出したのか、ぶるっと体を震わせる。
シャンクスはそれを見て、眉を垂らした。
｢怖かっただろ？もう大丈夫だ｣
｢なんかあっても、俺たちが絶対助けるからな｣
シャンクスはより一層強く抱き締め、Aを抱えて部屋を出た。
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ギザラス(プロフ) - テスト頑張って そして無事戻ってきてください (2020年7月2日 0時) (
レス) id: 1fe190bcff (このIDを非表示/違反報告)
果耶(プロフ) - テスト頑張っください！ (2020年7月1日 21時) (レス) id: ca4e14c205 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - オリ主ちゃんが可愛くて最高です(笑) 更新大変だとは思いますが、無理せずに頑張ってください。応援してます！！ (2020年6月30日 20時) (レス) id: 151caa4874 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - あの、私と一緒に合作しませんか？ (2020年6月15日 20時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
ろりお(プロフ) - コクマさん» めちゃくちゃ嬉しい褒め言葉！！頑張ります〜！ (2020年6月15日 20時) (レス) id: 38c94b38d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白米 | 作成日時：2020年4月2日 0時
