Episode１８ ／ 推し様 ページ19
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衝撃の事実
そういえば部屋散らかりっぱなしだし、グッズの整理してて部屋の扉は開きっぱなしだし
やばい
えてぃあの2人にはもう前から見られてるけど……やばい、天月さんに見せられるようなものじゃ………
『部屋、片付けなきゃ……』
急いでベッドから降りようとすれば、俺の行く手を阻むまふさん
｢まだ寝てなきゃダメでしょ！！｣
俺とそんなに背丈は変わらないまふさん
のはずなのに…今はとてつもなく大きく見える
視界がぐわんと歪んで、ポスンとベッドに座り込んだ。
『でも…片付け…』
｢あー俺がやっとくから。病人は大人しく寝てて｣
そう言うが早いかそらるさんは部屋を出ていってしまった。
推しの手を煩わせるなんて…もう俺はだめだ。
全国のそらるさんリスナーに土下座して回りたい
そんなことをぼんやりと考えている俺の耳を、甲高い機会の音が突き刺した。
｢あ、来たみたいだよ！｣
まふさんがインターホンに出てくれて、どうやらもう天月さんが到着しちゃったみたいだ。
恐らく今エレベーターでこの階に向かっているのを想像すると、どうしようもなく心臓がばくばく音をたてる。
まるでLIVEが始まる前の謎の緊張感のように…
思わず耐えきれなくなった俺は、ばっと布団に潜り寝たフリをすることにした。
もうこうなったらやけくそだ
隣でまふさんがくすくす笑ってるのが聞こえるけど…まァバレないはずだ…よな？
布団の中で息を潜めて、５分も経たずにもう一度インターホンが鳴った。
｢僕出てくるね｣
まふさんが部屋を出ていって、ガチャと玄関が開く音がした。
｢お邪魔しまーす！｣
｢どうぞー！って、僕の家じゃないけど｣
｢え、これわし入ってええんか？｣
｢いいんじゃないかな？｣
廊下に響く元気な声
天月さんのと…もうひとつは………え？
え、ちょっと待って
は？
その声の主を理解した瞬間に俺の頭はフリーズした。
そして直ぐに再起動した頭には、疑問符が溢れる。
俺の知ってる限り、わし、という一人称を使う人は一人しかいない
でも、その人が………俺の推しが、ここにいるはずが…
俺の完全な現実逃避は、そらるさんの一言で簡単に打ち崩された。
｢あれ、ちゃんくろじゃん｣
｢途中で会ったから連れてきちゃった｣
｢そらるーーん！！まふくんも！！久しぶりやな〜！｣
……俺、もう布団から出れないやつだこれ
続く (更新停止中)
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ろりお(プロフ) - 雷亜さん» 心配までして下さりとりあえず嬉しすぎたです…ありがとうございます頑張ります！！ (2020年5月24日 23時) (
レス) id: 38c94b38d0 (このIDを非表示/違反報告)
ろりお(プロフ) - のぞみ@俺ナー☆さん» 何ヶ月も止まってたのに、待ってくださる方がいるのは本当に嬉しいです！頑張ります！！ (2020年5月24日 23時) (レス) id: 38c94b38d0 (このIDを非表示/違反報告)
ろりお(プロフ) - くろねこんさん» あああそんなこと言われたの初めてです…泣きます。頑張って更新していきますね！！ (2020年5月24日 23時) (レス) id: 38c94b38d0 (このIDを非表示/違反報告)
雷亜 - 初コメ失礼します！めっちゃ面白いので、作者さんが無理ない程度に更新して欲しいです！！ (2020年5月22日 9時) (レス) id: f6200d7be4 (このIDを非表示/違反報告)
もちもちネコネコ(プロフ) - 初コメ失礼します！、めっちゃ面白いです！。更新頑張ってください！ (2020年5月18日 14時) (レス) id: 78702fa750 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろりお | 作成日時：2019年8月26日 0時
