Episode１２ ／ 新しい世界 ページ13
｢ええなー、そらるさんとまふもいつ知りあったん！俺もえあさんともっとはよ仲ようなりたかった！｣
坂田さんと天月さんが合流してみんなでゲームをしていたとき、坂田さんが唐突に叫んだ。
唐突…っていうか多分ゲームでそらるさんとまふさんに負けたからだろうけど…。
｢俺もまふも、5年前くらいじゃない？金糸雀歌ったのがきっかけだなー｣
｢懐かしい！あの時、本当に金糸雀聴きながら僕、泣きましたもん！僕この曲歌いたい！ってなって速攻そらるさんに連絡したんですよね！｣
もん、って…まふさん可愛すぎる…。
｢あれが二個目のコラボ曲だったねー、そういえば。｣
まふさんに続いてそらるさんも呟く。
｢僕はエアーガールがやっぱり一番好きだなあ｣
と、のんびり天月さんも参戦する。
ってきたらもちろん坂田さんも、
｢あの曲はもうほんと神曲やと思う！どうしたらあんなん作れるん…｣
なんて言うもんだから、俺は顔に熱が集中するのが分かった。
『…なんか、俺恥ずいんですけど…』
近くにあったカービィのクッションで顔を隠す。
褒められてるんだけど、俺には免疫がないから耐えれないです。
｢かーわいいなーA！｣
『…天月さん酔ってます？』
ちらっと、クッションから顔を出せば何本かお酒が転がっているのが見えた。
まだお昼ですよ！！
｢なんか距離を感じるー、あははっ｣
なんて言って笑った天月さん。めっちゃ貴重。
そしてそのまま俺の方へと倒れ込んだ。
え、ま、待って
本当に心臓止まるので助けて
そんな目でそらるさんを見れば、呆れたようにため息をつかれた。
｢坂田、天月をAから離そう｣
｢おっけーですそらるさん｣
｢嫌だーあー離れない｣
子供みたいに駄々をこねる天月さんを坂田さんとそらるさんが引き離してくれた。
尊死するかと思った…
っていうか、俺一応リスナーだから。
いいのかな、こんなに距離近くて。
時々ふと思ってしまう。
ボカロPとして、歌い手として有名になるまでは、俺だって他のリスナーと何一つ変わらなかった。
うーん…いつか俺、リスナーさんに刺されるんじゃないかな。
そうなったらやばいなー、とまだまだ楽観的に考えている俺がいた。
そしてそれからもわいわいと騒ぐこと一時間ほど。
｢…あっ｣
｢どしたん、まふ｣
今度はまふさんが叫んだ。
｢僕たち…なんで集まったんでしたっけ…？｣
とてもとても長い沈黙が俺らを包んだ。
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ろりお(プロフ) - 雷亜さん» 心配までして下さりとりあえず嬉しすぎたです…ありがとうございます頑張ります！！ (2020年5月24日 23時) (
レス) id: 38c94b38d0 (このIDを非表示/違反報告)
ろりお(プロフ) - のぞみ@俺ナー☆さん» 何ヶ月も止まってたのに、待ってくださる方がいるのは本当に嬉しいです！頑張ります！！ (2020年5月24日 23時) (レス) id: 38c94b38d0 (このIDを非表示/違反報告)
ろりお(プロフ) - くろねこんさん» あああそんなこと言われたの初めてです…泣きます。頑張って更新していきますね！！ (2020年5月24日 23時) (レス) id: 38c94b38d0 (このIDを非表示/違反報告)
雷亜 - 初コメ失礼します！めっちゃ面白いので、作者さんが無理ない程度に更新して欲しいです！！ (2020年5月22日 9時) (レス) id: f6200d7be4 (このIDを非表示/違反報告)
もちもちネコネコ(プロフ) - 初コメ失礼します！、めっちゃ面白いです！。更新頑張ってください！ (2020年5月18日 14時) (レス) id: 78702fa750 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろりお | 作成日時：2019年8月26日 0時
