番外編ーバレンタインデー3 ページ45
’
「ん……凄い美味しい。手作り?」
『そうなんです。これくらいしか作れないんですけど』
「美味そうなもん食ってんじゃねえか」
『あ、宇ず 「天元様ぁぁあぁ!まきをさんが虐めるうう」 …。』
「またAちゃんを遮る!!あんたが悪いんでしょ!!」
「…おーおー、派手に賑やかなお迎えだな」
『羨ましい限りです。ええほんと。』
「なんだそのジト目。お前も嫁に来るか?」
『全力で遠慮しますね』
「即答かよ」
ちょこを渡して、泣き叫ぶ須磨さんの声を背に宇髄邸をあとにした。
相も変わらず賑やかな邸宅だけれども、平和だからありえることなんだよね
やっぱり、愛されてんな宇髄さんめ
*悲鳴嶼行冥
『…死……に…そ……、う』
「……身体が訛っているな…A…南無阿弥陀仏…」
『……死、んで……な、い…』
滝行中、死にかけた私を悲鳴嶼さんが運び出してくれました。
ちょこを私に来ただけなのに、危うく私の体が冷凍されるところだった。
「生き返ったか…」
『なんとか。もし死んでたら私、死ぬために山超えてきましたよ。』
「…煉獄の所で鍛え直せ…」
『煉獄さん熱いので、滝行の後に行ったら解凍されるし良いかもですね』
「…南無…」
『冗談ですって』
「聞いてください、ちょこ持ってきました。岩柱の悲鳴嶼さんには岩そっくりなちょこですよ!」
「…悪いな…見えぬのだ」
『大丈夫ですよ。触ってみてください!このゴツゴツ具合!素晴らしくないですか!』
「…誠に食べ物か」
『三つ中ひとつ本物の石ですが…他のふたつは食べれますよ』
「…なるほど……食してみよう」
『あ、』
ガキッ
『え』
ガッ、ゴッ…ジャリッ
『石、砕いたァァァァア!!』
砕いた石は口から出してもらいました。
鋼の歯だということがわかったので、次からは全部ちょこにします。
私が作ったからと、石まで食べようとしてくれる優しい岩柱、それが悲鳴嶼さんです。
惚れる。
*不死川実弥
『おはぎ!』
「あァ?」
『不死川さんには特性おはぎをばれんたいんでーにと。』
「…伊黒が言ってたのはこれかァ」
『え、伊黒さんなんて?』
「異国の文化に踊らされた愚図がいるってよォ」
『あの蛇柱…許さん。頭突きしてもらお、炭治郎に』
「人任せかよォ…ていうか誰だァ?」
『おはぎ!』
「はァ?」
※長くなりすぎてるのに後に引けない作者が私
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廣岡唯 - みさにしましたよ (11月15日 14時) (レス) @page15 id: 4e412208c6 (このIDを非表示/違反報告)
漓流芭 - 悪女を 無粋実(ぶすみ)にしました WW草越えて土WW (7月11日 0時) (レス) @page50 id: 7a2db06ea4 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - 私、悪女の名前「悠魔(ゆうま)にしました!でもなんかこの名前嫌だったので変えました〜 (2022年8月10日 10時) (レス) @page4 id: 4fd94a1d21 (このIDを非表示/違反報告)
リータ一 - 悪女の名前を饒舌留 生五味(しゃべる なまごみ)にしたWW (2022年5月13日 19時) (レス) id: 52c0e09012 (このIDを非表示/違反報告)
ラト - え?まって十三話のやつ、冨岡さん...かっこいいかよッ!!!((←そこじゃないだろ))私悪女の名前“琉涅”(るね)にしたけど途中から自分でもなんて読むのかわからんくなったww (2020年10月31日 20時) (レス) id: 8c4c38e0a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ろりお | 作成日時:2020年2月1日 12時