第三十三話 ページ34
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その後も、少し話し合いを経て柱合会議は終わり、御館様がこれからの事をお話になられていた。
｢皆の仕事が多いことは重々承知しているし ｢遅れちゃってすみませ〜ん！！｣ ……｣
ピシャ、っと大きな音を立てて入ってきたその人は、私を押し退けて宇髄さんの間に座った。
吃驚するくらい着飾った派手過ぎるその人は、鼻が曲がりそうな程のキツい匂いを撒き散らしていた。
香水…ってやつかな
遊郭の酷い所に行くと、こんな感じの匂いがする。
炭治郎がいたら失神してるだろうな〜
ていうか、この人誰……って、一瞬分からなかった。
その人を視て、やっと分かった。
叶美ちゃんだ
叶美ちゃんはまだ柱になって日が浅いから知らないんだ……御館様のお話を遮ったら…
｢ねえ、君｣
ほら
｢なぁに？無一郎くんっ！｣
｢御館様の御話を遮らないでくれない？｣
もう既に刀に手をかけてる無一郎がでる。
｢いいんだよ、無一郎。叶美、遅れた理由を聞いてもいいかい？｣
御館様に言われて無一郎は刀から手を離すけど、睨むのはやめない。
ていうか、ちょっと待った。
無一郎の隣に座ってる煉獄さんあからさますぎません？？
鼻を両手で塞いで口でふうふう言ってますけど。
本人の前で……もう…
まぁ、香水は耐性がついてないと頭痛もしてくるから…仕方ないことかもしれない。
それにしても、いつもこんなに着飾ってないのにな…
そんなことを一人で悶々と考えていると、周りが静かなことに気づいた。
……否、煉獄さんの口呼吸音以外は
｢……煉獄うるせェ｣
｢ム！スマナイ！シカシ鼻ガヒン曲ガリソウデ！！｣
｢…ぶふっ………す、みません…ふっ｣
ついにはキレた不死川さんが指摘するが、鼻をつまんでる煉獄さん、最高に鼻声。
さらには蜜璃ちゃんが堪えきれずに吹き出す始末。
カオス。
しかしそれも、すぐに納まった。
みんな叶美ちゃんの言葉に耳を傾ける。
｢私が遅れた理由……は…、｣
鬼にでも会ったのかな
話すことを躊躇っているのか、少し間が空いた。
その間、ちらちら私の方を見てくるのはどういう意味だろう？
さすがに私でも、遅刻を庇うことはできないよ叶美ちゃん……ごめんね
と心の中でテレパシーを送ってみる。
柱の中で一番仲いい(自称)私を頼ってくれるのかな〜
って、思った私は馬鹿だったらしい
｢Aちゃんに来たらもっと虐める…って言われて…！｣
は？
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廣岡唯 - みさにしましたよ (11月15日 14時) (
レス) @page15 id: 4e412208c6 (このIDを非表示/違反報告)
漓流芭 - 悪女を 無粋実(ぶすみ)にしました WW草越えて土WW (7月11日 0時) (レス) @page50 id: 7a2db06ea4 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - 私、悪女の名前「悠魔(ゆうま)にしました！でもなんかこの名前嫌だったので変えました〜 (2022年8月10日 10時) (レス) @page4 id: 4fd94a1d21 (このIDを非表示/違反報告)
リータ一 - 悪女の名前を饒舌留 生五味（しゃべる なまごみ）にしたWW (2022年5月13日 19時) (レス) id: 52c0e09012 (このIDを非表示/違反報告)
ラト - え？まって十三話のやつ、冨岡さん...かっこいいかよッ！！！((←そこじゃないだろ))私悪女の名前“琉涅”(るね)にしたけど途中から自分でもなんて読むのかわからんくなったww (2020年10月31日 20時) (レス) id: 8c4c38e0a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろりお | 作成日時：2020年2月1日 12時
