▼４巻２７話 �� ページ8
まもなく、ルフィやウソップ海賊団の３人の小さな
手下達と合流する。
ルフィから全てを聞いた３人の手下達は
「海賊達のこと、早くみんなに話さなきゃ！！」
と迫るが、たった今、誰にも信じてもらえず逃げてきたウソップは、撃たれた左腕を隠して笑いながら言った。
「いつものウソに決まってんだろ！！あの執事の野郎ムカついたんで、海賊にしたててやろうと思ったんだ！！」
「え……そんな」
ウソだと言われてガッカリする子供達。
人を傷つけるウソはつかない男だと思っていたと、
キャプテンをけいべつするよ、と去っていったのだ。
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その夜、浜辺でウソップはルフィ達と共にいた。
「……俺が…嘘つきの俺が信じてもらえるなんて甘かったよ。」
だが、海賊がやってくるのは紛れもない事実。
そして、村人達は、明日もまた平穏な一日がやってくることを信じているのだ。
そして、ウソップは決意した
「だからおれはこの海岸で海賊どもを迎え撃ち！この一件をウソにする！！！それがウソつきとして
おれの通すべき筋ってもんだ！！！！」
村民達に何をされても、大好きなこの村を守りたい。そう泣きながら話すウソップ。
そんな彼の姿を見て、ルフィ達は心を決めた。
「とんだお人好しだぜ、一人出陣とは」
「よし、おれ達も加勢する！」
ウソップは強力な味方を得たのだ。
「でも、敵って催眠術師か……めんどうだな。」
「ま、その時はその時だろ！！」
ルフィとAは端で話していた。
「なんだか、この村を見ると……フーシャ村を思い出すな」
「そうだな！マキノとか！シャンクスとか！」
こうして2人の会話は昔話をして終わった。
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作者名：白兎P | 作成日時：2018年3月31日 10時
