▼３巻２６話 �� ページ6
「おいお前ら！お嬢様を殺すな！！！！」
話を全て聞かれたことを知った彼らは
「おいジャンゴ。あいつを殺れ。」
ルフィたちを処分しにかかる。
ジャンゴは１本の輪を取り出し、揺り動かす。それを見つめるルフィ。
「おいルフィ……見るな____」
「ワン・ツー・ジャンゴでお前らは眠くなる。ワーン…、ツー…、ジャンゴ！」
ルフィはウソップの注意を聞かず、一瞬で眠り落ちてしまった
「グゥ…………」
「お前も寝るんかい！」
ジャンゴも寝てしまった。
崖の淵で立ったまま眠ってしまったルフィは、そのまま崖の下へ真っ逆さまに落ちてしまった。
そしてそのまま地面に頭から突き刺さってしまう。
「あーあー、殺すつもりは無かったんだがなこの高さじゃ助からねぇ」
そしてウソップに目を向ける。
「もう一匹をどうする？殺しとくか？」
ジャンゴに対してキャプテン・クロは言う。
「必要ない。あいつがどう騒ごうと無駄な事だ」
そして、明朝、夜明けと共に村を襲うよう、ジャンゴに指示したのだ
ウソップは村へ力の限り走った。
そして、大切な村を守るため、力の限り叫んだ。
「みんな大変だーーーーーーーっ！海賊が攻めてくるぞォーーーーーーー！！！！」
だがしかし、村民は誰も耳を貸さない。
いつものホラだと思っているのだ。
「今日こそは本当なんだ！！」と言っても信じては
もらえなかった。
「あんたがお屋敷の”クラハドールさん”くらい誠実
なら信じるけどねぇ…」
ウソップは３年にも及ぶキャプテン・クロの計略に
まんまとはまってしまったのだ。
「どうしよう……時間がねえよ！！」
浜辺ではついに海賊達が上陸して来た。気勢を上げる海賊達。
その脇でルフィはまだ、眠っていた…。
▼４巻２７話「筋」→←▼３巻２６話「キャプテン・クロの一計」
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作者名：白兎P | 作成日時：2018年3月31日 10時
