▼６巻４５話 �� ページ34
皿洗いをすれば何枚もの皿を割り、掃除をしようと
すれば
「あ、これ美味そう」
「もぐもぐ……」
店の料理をつまみ食い。Aは大食いなのでつまみ食いにはならず、完全に完食していた。
「あちっ！！」
「……私が洗う」
さらに高温の鍋を洗おうと素手でさわり、厨房内を
転げまわる始末。Aが変わりに洗えば、褒められるくらいに綺麗になったのだが……
バキッ
「ああ？！この鍋壊れてやがる！」
Aの握力により、実は壊れていた。
__________
仕方なくルフィは接客に店へ出される。Aは大人しく座ってろと言われたので座っていた。
そこにはゾロ、ウソップ、ナミが食事を取っている。
「……美味しそう」
「あら、Aじゃない。一口いる？」
Aにそう言ってナミは魚の白身の所をスプーンで掬ってAの口に運んできた。
「っ！！」
Aは一瞬で後ろに下がる。
この時誰もが思う。
「もしかして……魚嫌いなの？」
「……見たり触れるのはいい……でも、食べれない」
見た目相応の好き嫌いだった。
__________
そんな時、サンジが目をハートにしてナミを口説きに来た。
「レディー！！スイーツでございます！！」
「あら、ありがとう！」
「気にしないでください！！」
どうやらサンジは女好きのようだ。
そんなサンジの姿を見て、オーナー・ゼフはサンジに言った___
「いい機会だ。海賊になっちまえ！お前はもうこの店には要らねェよ」
と。
____________________
一方、海上レストランを後にしたギンは、クリーク
海賊団の”本船”に帰還していた。
「っ！！」
そこで本船の状態を見て愕然とするギン。
船員は空腹と疲労でぐったりとしていたのだ。
彼は”ドン・クリーク”に言った。
「案内します海上レストラン”バラティエ”へ」
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作者名：白兎P | 作成日時：2018年3月31日 10時
